« ちいさくてかわいい桃林堂の小鯛焼 | メイン | 日本女子のソコヂカラ »

洗い張りから戻ってきた長襦袢

お友達からの頂き物の袷の長襦袢2着
これと
061117_01.jpg

これを
061117_03.jpg

洗い張りに出していました。

洗い張りとは、
着物の糸を全部解いて、洗濯して、染み抜きもして、反物に戻してしまうことです。
その後、縫いなおすと、古びた着物も生まれ変わります。

※全てのシミが取れる訳でもないし、布が劣化していたりするとできなかったりと
状態によって色々です。
それは、悉皆(しっかい)屋さんにお願いする時に相談に乗ってもらいましょう。
悉皆屋さんとは、着物のお医者さん。
「丸洗い」「シミ抜き」「洗い張り」から「かけはぎ」「染め替え」「刺繍直し」
「お仕立直し」など着物にまつわるお手入れを専門的にやってくれるところです。

反物に戻った長襦袢
07020101.jpg


頂き物の長襦袢は、とてもじゃないけど
そのまま着れるものではありませんでした。
着物よりも肌に近い部分に着用するので、汗などにより痛み具合も、
着物よりたいていひどいものです。

内側はシミだらけでしたし、シミが表にも出てしまっていたり
全体的に茶色くなっています。
でも、
もうお店では買うことができない素敵な柄行きです。

和裁教室では
赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢と作ってきました。
次はうそつき襦袢です。

うそつき襦袢は袖と裾よけは長襦袢地を使っているのですが、
それにこの長襦袢の反物を使えたらと思ったのです。

斜め縞の方をうそつき襦袢にします。
地紋に桜の柄が入っています。見えますか?
07020102.jpg
中心にはぎ合わせわかりますか?
すべての布をはぎ合わせて1枚の反物にしてしまうのです。
すごいと思いませんか?

もう一つの方は、長襦袢になる予定です。

いづれにせよ素敵なのが出来上がりそう。とても楽しみです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kimono-jin.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/119

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 洗い張りから戻ってきた長襦袢:

» 着物の用語-刺繍/ししゅう 送信元 京都きもの工房blog
模様の表現方法に一つです。 針に色々な色糸・金糸・銀糸を通して 生地の表面や表裏... [詳しくはこちら]

» 着物の用語-悉皆/しっかい 送信元 京都きもの工房blog
染色・染め直し・洗い張り等着物に関する様々な仕事を 請け負い調整する事を言います... [詳しくはこちら]

コメント (2)

さぼ:

すてきすぎ!
古いものを大事に使うって
何に対しても大事ですね。
洋服では こういう風には
なかなか使えないですよね。
ボタンをもう一度使ったりはしますが
布は ミシン縫いを解くのも大変だし
ピースも細かいので。
あー でも 好きな布地は 再利用しよう!
誓い!!!

☆さぼさん
本当に素敵な長襦袢なんですよ!
でも状態がね・・・。
写真だとそんなにはわからないのですけどね。
セーターとか袖切っちゃってバッグ作ったり
リユースはできるんですけど
なかなか好んでやる人も少ないかもしれませんね。

和服だと何度か洗い張りして
着るにはぼろくなってしまったら
布団とかにしたり
最後には細く裂いてハタキになったらしいですよ・・・。
最後の最後まで利用しきる。
日本人すごいです。

コメントを投稿

About

2007年02月13日 23:24に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ちいさくてかわいい桃林堂の小鯛焼」です。

次の投稿は「日本女子のソコヂカラ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。