夏です!
着物のきっかけとして、
まずは浴衣をと、オススメしていますが、
浴衣には、扇子よりも団扇がよく似合います。
団扇の歴史については
もともと版元で、扇子などで有名な伊場仙のホームページには
扇子と団扇の関係と題して、その歴史について触れていたりしますが、
古くは高松塚古墳の高貴な女性がかざしているのは、
80cmくらいの棒の上に、丸い木に漆で縫った大きな団扇のような物です。
団扇の部分をスライスし、折り畳めるようにしたのが扇子の始まりらしいです。
主に武将が軍を指揮するときに使う物となったらしいです。
相撲の行司さんが持っているあれです。
その後、団扇も紙と竹を使って軽量化が計られます。
紙の上には金箔を張り絵師に豪奢な柄を描かせたものが貴族中心に広まるようになりました。
江戸も中期になると大量生産、大量消費の時代になります。
団扇は手書きでは間に合わなくなり、木版技術を使って庶民が買えるような値段になりました。
当時の伊場仙は浮世絵の版元であることを生かし、当代の浮世絵師--歌川豊国、国芳、広重等に発注し、夏の風物や観光地などを描いた「メディアとしての団扇」を製造・販売していったようです。
今も販促品の一つとしてよく用いられていますよね。プラスチックの団扇。
夏になると町中で広告を印刷された団扇が配られていますよね。
先日、鳩居堂で団扇を買ったという記事を書きましたが、
気になったので、団扇について、ちょっと調べていたら
三大団扇と言って
京都府の「京うちわ」
香川県の「丸亀うちわ」
千葉県南部(館山市・南房総市)の「房州うちわ」
というのがあるのだそうです。
皆さんどれがどれって言えますか?
木の柄を差し込む形で作られているのが「京うちわ」、
平たく削った竹で作られるのが「丸亀うちわ」、
そして細い篠竹(女竹)を柄として作られているのが「房州うちわ」
らしいです。
私が鳩居堂で求めたは、房州団扇です。
丈夫さとスマートさを兼ね揃えているのは
房州団扇じゃないかしらと勝手に思っています。
もちろん好みの問題です。

透かしの京うちわも涼しげでいいいですし、

伝統工芸品で美術品のような、すばらしいのもみつけましたよ。
もったいなくて使えないですよね。これは完全に観賞用。
色々調べていたら
水うちわというのがあることがわかりました。
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水につけて使うらしいです。涼しそう。
これもちょっぴり高級。純国産品だからでしょうか。
今年は、浴衣に、お気に入りの素敵な団扇を持ってお出かけください。
プラスチックの団扇も安くて便利だけど、
日本の伝統的なこっちの方がさらに素敵だと思いません?
そして、扇子より粋ですよ。