メイン

くふう アーカイブ

2007年01月06日

雨の日の装備

今日はお正月気分も抜けきらない
お仕事が始まってから初のお休みだった方も多いのでは?
それなのに関東地方は雨でした。

正月は着物を来たいと思ういい時期ですよね。
今日は雨の日に着物を着るための準備するものについてご紹介します。

☆雨コート☆
要するに
レインコート着物版。
裾まですっぽりの長いコートです。
雨をはじきます。
私が持っているのは額縁のような襟、道行襟タイプです。
rain_03.jpg
袖下のあきにスナップがついていて着物の袖が出ないようなっていて
ぬれない工夫がされています。

この雨コートは梅雨時には着にくいものだと思います。
結構生地が厚くて、梅雨時は蒸すから暑くて着てられないからです。
なのでだいたい、安くて簡単な薄い生地の出来合いのを着てしまうんですよね。
ワンピースタイプ  二部式
ワンピースのような一部式と
道行きと裾よけといった感じに上下に分かれた二部式があります。
軽くて薄くてまあこれはこれで便利なのですが、
個性がなさ過ぎる・・・。
それを着て出かけると、同じのを着た人に会ったりしますから。苦笑
きもの文化検定の教本には
雨の日には欠かせない気軽にきものを楽しむアイテム的な紹介をしていましたが・・・。

でも、コートや羽織の時期にはちょうどいいですね。

☆傘☆
061122_06.jpg
もちろん、普段使っている洋傘でもいいと思いますが、
和傘を用意してみてはいかがですか?

こういうタイプの傘を蛇の目傘って呼んだりしますが
本来は、
『石突(いしづき)を中心に、中を白く周辺を黒・紺・赤などで太く輪状に塗って、
蛇の目模様を表した紙製の雨傘。江戸時代から広く用いられた。蛇の目のからかさ。』
のことらしいです。
 こんなのですね。


ちなみにお手軽に買える番傘は、

『太い竹の骨に和紙を張り、その上に油を引いた実用的な雨傘。』
もともと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいうそうです。
現代のビニル傘みたいなものでしょうか?

私が持っているのは白く輪に塗ってはいないけど一応蛇の目傘の一種です。
なんでこんなものを買ったのか、持っているのか、自分でもかなり不思議で、
そして大学時代、まさか着物姿にこれを持つとは
当時の私は想像もしていませんでしたが
蛇の目傘が欲しくてたまらなくなって浅草の仲見世にある専門店で買ったのでした。
たぶんここです。
しかも、当時は普通に洋服に持つつもりで買ったのでした。
タダの変わり者としか思われなかったでしょうに。
で、色は、赤とか紫とかあとは色を塗ってない生成りぐらいしかなくて
紫ではお嬢さんには渋すぎるってことで赤を買わされました。
まあ、お店のおじさんのいう事を聞いて正解でしたけど。

開いた角度を2段階で調節できるので人ごみや風が強すぎる時は
少しとじ気味にしたりできていいですよ。

内側の傘の骨が本当に美しいです。

もちろん洋傘でも良いです。
シンプルなものが和服を着た時は合う気がします。
また、洋傘でも骨が多めで和傘を意識したデザインのものがあるので
それを用意しても良いと思います。
16本骨の傘 24本骨の傘
なければとりあえず普通の傘で!
でもビニル傘では寂しいですよね。洋服でも同じだけど...。

☆雨用の草履☆
探せばこんな可愛いの売っています。
rain_06.jpg
(前のカバーが透明の普通のも売っています。)
ちょっと可愛すぎるのでそろそろ鼻緒を変えたい思ったりもしているのですが、
こんなの履いたところでぬれるときはぬれるので
どっちかと言うと防寒用に使っています。
礼装にはおかしいので合わせませんが、カジュアルな着物なら
細歯の高下駄に爪革って手もあります。
rain_05.jpg
rain_07.jpg

こっちの方が地面から足までの高さが高ければぬれずらいかもしれませんが
やっぱりたくさん降れば、ぬれるんでは?
ああいうものはぱらぱら降っている時にちょうどいいかもしれません。
可愛いし。
雨が降りそうでまだ降っていない時は、
爪革は取り外して携行するといいですよね。

☆替え足袋☆
雨だからぬれるのが当たり前っていうことで
足袋は汚れが目立たないものが(底が黒とかオススメかも。)いいです。
これまた礼装には無理な話ですけど。
家にお呼ばれで座敷に上がる場合や
改まった席で白足袋がいい時は替え足袋を持っていると良いですよね。
洋服で靴下の時も一緒だと思いますけど。
ああ、白いナイロン製の足袋カバーに防水スプレーという手もあるかも。
まだ試した事ないからわかりませんが、
もし良かったらだれか試してレポートしてください。

☆てぬぐい☆
洋服でも同じですが、濡れたものを拭う必要はありますよね。
ハンカチ代わりに、食事の時のナプキン代わりにと
何かと便利ですよね。
その手ぬぐいをいつもより余分に持っておくといいでしょう。
タオルでも良いけど
タオルより量(かさ)を取らないし、和服にもマッチするのでおすすめです。
拭う姿も素敵に見えるかも。
新品のてぬぐいだと
ぬれると色落ちするものがあるので、その辺りは注意しましょう。

ぬれものを入れるビニル袋も忘れずに。

雨の日の着物の着方、雨コートの着方

お正月で着物を着るいい機会だというのに今日は雨でした。
残念がっている人も多いのでは?
雨の日の着物を着るのは
なかなかハードルが高いなあと思います。

ちょっとした準備も必要ですし、
そもそも着物がぬれたらシミの原因にもなりますよね。
ちょっとした準備はこちらをご覧ください。

そういう場合は『着ない』という選択肢もあります。
無理する必要はないと思います。
着物が日常着って人は違うと思いますけど、
ほとんどの人にとっては趣味的なものでしょうから、
着物を着る時はいつだって楽しいほうがいい。

では、
雨だけど、
着なければならない、あるいは着たいって場合、
どうしたらいいでしょうか。

着物をどれにするか迷うところですが、
礼装をしなければならない場合は現地で着物に着替えるという手があると思いますが、
お出かけとなった場合は、濡れてしまって困るような高価なのは着ない方が良いです。
私はいつでも着物よ!っていう方やお茶をされる方は
防水加工をしたりするらしいです。
ポリエステルの洗える着物は、こんな時こそ適当だと思います。
でも、土田一美は残念な事に、ポリエステルの袷の着物を持っておりません。
だからぬれてもまあ、洗濯に出せばいいかなあという適当な安着物を着るか
絶対ぬれない対策をするかのどっちかです。

きちんと雨コートを着て、きちんと傘をさせば着物自体は濡れることはありません。

ここで大事なのは
襦袢は簡単に洗えるものにしておく。
そして雨コートを着る。
雨コートの下で着物はどんな状態かといいますと

着物の裾を帯の上線までめくりあげて、
しわにならないようにきれいに整えて
帯の上の際で小さい和装クリップで止めてしまいます。

rain_04.jpg

裾には襦袢の裾だけ。
歩けばコートからひらひら襦袢が見えるかもしれないですけど
町中の人達はだれも気にしません。
気になるなら、
色が濃いめものや、おしゃれな色柄の長襦袢あるいは裾除けだと良いかもしれませんね。
そんな状態で
コートのボタンは、前はしっかりしめておきましょう。
折りしわがつく恐れがあるのでその状態で座る事をお薦めしませんが、
どうせ長時間てこともないので、私はそっと座ってしまいます。

雨に濡れないところ、特に屋内では
コートは脱ぎたいですよね。
公衆の面前でこのままコートは脱げないので
建物に入ったら、トイレに直行。
ここで慌てず、
コートを脱ぐ前に、コートと裾除けについた水滴はよく拭いましょう。
さもないと着物に水滴がつくかもしれないですから。
コートを脱いで、めくりあげた裾を元に戻します。

rain_01.jpg rain_02.jpg
rain_03.jpg

トイレに行くのが面倒な時は
コートについた水滴を拭き取って、
物陰で(壁際、コーナーとかが良いのではないでしょうか?)
コートボタンを外して、ピンチを外して
ささっと着物の裾を元に戻してしまえば良いと思います。
逆に建物から外に出る時も同じ事です。
着物の素材にもよりますが、慣れれば手際よくできます。

裾をめくり上げないまま、雨コートを着ても
着物はぬれてしまいます。

お母さんの雨コートなどお持ちで
雨の日に着物を着る事になったら試してみてください。

2007年04月04日

桜の花びらの帯留を作る。

07033101.jpg
箸置きで帯留を作りました。

たまたま立ち寄った生活雑貨屋さんで売っていた季節の箸置き。
桜の花びら。

これを帯留をつけて花見に行きたい。
そう思った訳です。

まあ簡単なんですよ。
裏に帯留め用の台座を接着剤で付けるだけ。
07033102.jpg
最近はこの金具も色々なサイズが揃っています。
手芸屋さんでも買えるし、もちろんインターネットでも買えます。
今回使っている金具は、
三分紐など細い帯締めを用意しなくても普通の太さのでも大丈夫なものです。
まとめて5個買ったのですが、なかなか使う機会がなかったのでした。
(そうやってパーツばかりがたまっていくんですよね・・・。)

パーツは特別買いにいかなくても
プラ板などで作っちゃう人なんかもいるらしいのです。
雑誌か本で読みました。

帯留めにハマり出すと
全ての小物が帯留めに見えてくるらしいです。
私はまだその粋にまで達していないですが・・・。
帯留めをしている人を見ると何となく野暮ったく見えるなあと感じることが多く。
なかなか私もそこまで手が出ていないのですが、

君野倫子さんのブログを最近チェックしはじめて(遅)
そしたら本当に気軽に帯留を楽しんでいて
ステキだったので私もちょっとずつ帯留めを〜!って思っているところです。
アンティークのビーズやスワロフスキーなどで
帯留を作っているみもざすたいるさんの事も知ってしまいさらに加速しています。

箸置きを帯留めにするのは
着物好きたちにとっては、かなり常識的なことかもです。

帯留は根付けを垂らすよりもずっと上級テクニックな気もしていますが、
たまには試してみてはと思います。
ちょっとずつ、ちょっとずつです。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年04月14日

生花を使ったアレンジ

友達の結婚式に振袖で出席しましたが、
髪飾りはあまり良いのを持っていないので、
生花を付けてもらいました。
よく花屋の店先で売っている300円台の小さなブーケを買って行きました。
もちろん、一輪の花+グリーンでも良いと思います。

髪の毛に付けたりする生花は
本当は、フラワーアレンジメントでちゃんとテープを巻いたりして
一本一本仕込みをしてあげるみたいなのですが、
(あまり詳しくないからわからないけど)
まあ、ちょこっと付けるだけだし、
3時間もてば良いし。という事で、こんな感じ。

左側
07040707.jpg

右側
07040708.jpg

後ろから
07040709.jpg

髪の長さなどがあまり適当ではなかったので
なんとかねじって止めて、その根元に固定してもらいました。

正面からはいい写真がなかったから
あえて載せませんが、
左側につけた赤いぼんぼりのような千日紅がちょろっと見えるだけです。
ちょっと控えめにサイドからのチラ見えがポイント。
髪の毛が長くてまとめ髪の場合は、もっとお花を主張させてあげてもいいかもしれません。


あまりヘアアクセサリを持っていないし、
それらの髪飾りはキラキラチカチカした感じが好きではないので
特に、大人の女には(笑)
生花はおすすめです。
生花に勝る美しい造花ってあまり無いでしょう。
着物に負ける事もないし。

以前は
フラワーアレンジメントをやっていたお知り合いに
何度か髪飾り用にブーケを作ってもらっていたのですが、
今は頼めなくなってしまったのでちょっと残念。
皆さんもお友達にやっている方が居たら頼んでみましょう。

夜中部屋に戻った時にはさすがにしおれてしまっていました。
ドライフラワーにしやすいような花の方がもちがいいと思います。
あと、あまり暑い季節は厳しいかもしれませんね。

生花を髪の毛にと言えば、
GEISAI#10で出展していたフラワーデザイナーTAKAYAさん。
060917_06.jpg
060917_03.jpg
個性的な生花を使い、まとめた髪を花器のように使って草花をいけていました。
そのパフォーマンス性の高さ、出来上がった作品の完成度の高さから
いろいろ勢力的に活動されているようです。

着物の存在感に負けない素敵な頭を作ってくれそうです。

オリジナル・ヘッド・ドレスびび

注目していきたい方ですし、
機会があったら、やっていただきたいなあと思います。
(やっぱり自分の結婚式とか?)


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

2007年09月13日

オリジナルの腰紐を作る。

調子に乗って、
着物人ロゴ三ツ眼鏡紋を作ったりしていますが、
パーティーを良い機会として、スタンプを作ったんですよ。

作ったのはこちら、はらだポップ堂さん。
データで入校だと、なかなか格安で、そしてとても早く完成します。

布用のインク(といっても普通のインクと同じような値段。)で
前掛けに押して着物人オリジナルの前掛けとタスキを作ったり、
そうそう、布に押せると言う事は・・・・と思って
思いついたのが
腰紐にスタンプ。

まあ、いろんな人が入り乱れるような場所で着替える事も少ないかもしれませんが、
あるとするなら着付け教室くらいかもしれませんが、
着付けの小物にも自分の目印が欲しい物です。
そんなとき、オリジナルでなくてもスタンプを押してみると言うのは意外とかわいいと思いました。
私も調子に乗って三ツ眼鏡紋を
真っ白で味気なかった腰紐に押したら
なんだか自分の物!!!って感じになりましたよ。

もちろん最近ではかわいい柄物の着付け小物も売っているから、
それを買ってしまえば簡単でしょうけど
家にある物に工夫をプラスすれば物を増やしすぎず、活かせますよ。

布用のスタンプインクは乾いてからアイロンをかけると
洗濯してもインクが落ちにくくなると言う物です。
色もたくさん揃っていますので、お好きな色で押してみては?

私は端っこにしか押していませんが、等間隔に押してみたり
全面にべたべた押しても楽しいかも。

07090135.jpg
写真は、味気ない普通の白い腰紐に押したものです。
右の赤い豆絞りは、
YUKATA PARTY vol.4のケータリングスタッフ用に作ったタスキ。
タスキは4本作りましたが、記念にスタッフ達にあげてしまったのですが、
これ1本だけ残ったので、自分用のタスキです。

もちろん、自分のお気に入りの柄の布で腰紐を作ると言うのもかわいいですよ。
お財布にも優しくて、締まりが良くて、ほどけにくいのはやっぱりモスリンですね。
直線とは言えそこそこ長い距離を縫わなくてはならなかったり、
裏返さなくてはならなかったりと、ちょっと面倒かもしれませんけど。
スタンプを押すのが手軽ですよね。
 
自分の物に愛着もって、物を大切にできますよー。
 
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ

About くふう

ブログ「着物人blog」のカテゴリ「くふう」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリはおしごとです。

次のカテゴリはくみあわせです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。