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おかいもの アーカイブ

2007年03月23日

気が早いかもしれないけど、もう浴衣

今年の浴衣。
そう、7月の完成に向け
和裁教室では4月から浴衣を縫い始めます。
初めての長着です。

高校に家庭科で浴衣を縫った事があるとはいえ
よく縫えたなあ・・・と今では感心です。
その浴衣は今でも活躍していますよ。
その浴衣はこちらこちらをご覧ください。


高校時分によくこんなの選んだなあと思ってしまいます。
別に大人になっても着れるものを!って選び方をした訳ではないんですけど。
浴衣であまりカラフルなものが好みじゃないあったのかなあ・・・
店員さんには地味と言われるし、
当時は半幅帯も黄色か赤が定番中の定番。
今のように素材も色もありませんでした。
その他にも何か!!!という時に、どんな帯を合わせたら良いのか
皆目見当がつかなかったのですから・・・。

赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢、まだ途中のうそつき襦袢
と縫ってきました。
とうとう?!外側によく見える着るものですから。

前回の記事で、和裁教室で竺仙さんに行ったことをレポートしましたが、

私は買っていません。
竺仙の浴衣一枚持っているからです。

どうせなら持っていないものを試したいというのが
着物コンポーザーの欲張り根性なのです。

で、とうとうあこがれの絞りの浴衣を手に入れる事にしました。

こちらです!!
じゃーん。
07031603.jpg
全面絞り。柄が大きいこと。
麻の葉の柄が入っていたので、選択のポイントになりました。

有松鳴海絞り。
愛知県名産の有名な絞りです。
江戸時代の初めに、絞り開祖竹田庄九郎らがはじめたもので、
尾張藩の特産品として、藩が保護したこともあり、ずいぶん繁栄したそうです。
旅人が故郷へのお土産にとこぞっててぬぐいや浴衣などを買い求め
街道一の名産品にまでなったようで
北斎や広重の浮世絵にも、鳴海の宿は有松を描かれています。
昔の繁栄がうかがえる美しい町並みが今も残っていて、
200 年を経過した貴重な文化財となっているそうです。
その景観は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地だそうです。
一度は訪れたい場所です。
訪れたら、また絞りの浴衣手に入れたくなりそうですよね。笑

詳しい記事をこちらで見つけました。

てぬぐいの豆絞りも元祖は有松鳴海絞りです。
こんなのが元祖です。

豆絞りという名前だけが一人歩きして
絞っていなくても、
注染の型染めで、豆が並んでいるものを豆絞りって呼んでいますよね。
私の赤ちゃん甚平の柄みたいに。

豆絞りの作り方など
SOUSOUさんのページに色々紹介してありました。ご覧ください。

400年の歴史を持つ有松鳴海絞りの産地でも
いまでは張正(はりしょう)さんでしか作れないものだそうです。
貴重な技術ですね。
SOU・SOUさんで売られている豆絞り風呂敷が欲しいです。
2800円とは良いお値段ですが・・・。


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しかもやっぱり 大人の女は藍染めでしょう!!!!(あまり関係ないです。好きなだけです。)
鏡越しに、合わせてみちゃったりして。

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巾だし前は、絞りの帯揚げのようにぼこぼこですが、
今は若干まっすぐになっています。
と言っても、細かくぼこぼこしているのはわかりますけどね。

絞りの反物、私にも縫えますか?と、和裁の先生に確認したら、
大丈夫よってことでしたが、ちょっと心配だったりして。

でも出来上がるのが楽しみです。
進行状況はまたレポートしますね。
スタートは4/4です。


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2007年08月23日

讃岐の織物『保多織』(ぼたおり)

四国の有名な着物と言えば
徳島の阿波しじら、藍染め。そして、香川の保多織。

徳島出身のお友達が身近にいることもあり、
時たま、このブログでも徳島のものやことをご紹介していますが、
今回の旅行でできたら
徳島で藍染めを体験したいなあと思っていたし、
あわよくば、阿波しじらの反物を手に入れようと思っていました。
しかしながら、
祖谷渓、鳴門、眉山など観光、
そして踊る阿呆に見る阿呆、阿波踊りに夢中で
その時間は取れませんでした。笑

で、香川・高松でたまたまガイドブックの地図に載っていた
保多織の専門店に立ち寄る機会がありまして、行ってきました。


というか、
買ってしまいました。爆笑

07082301.jpg
たくさんの色を使っているから光の加減もあるけど、
遠目から見るとずいぶん雰囲気が違いますよね。
黄緑ベースです。

実のところ
保多織にはそういうものがあるのは知っていましたが、
あまり興味がありませんでした。
が、実際に触ってみると驚くほどの肌触りの良さ。
木綿なのになんだかしなやかで量(かさ)のわりにはとても軽い。
それでいてちょっとふわっとしてて
へー保多織ってこういうのなんだ〜と思った次第です。
その肌触りから欲しくなってしまいました。
冬も夏も快適に過ごせるらしいです。
いやー、まだ試していないからわかりませんけどね。
木綿の着物って、浴衣以外持っていないですから。

普段木綿着物一枚も持っていないから、そして旅の思い出に!
なんて理由をつけつつ、1反買いました。一万円也。

旅に出ると、財布のひもが緩みがちです。
過去にも京都の紫織庵で長襦袢を誂えた事があります。


あの時、私にとっては
清水の舞台から飛び降りるくらいの勢いの良い額でしたが、
今回はお財布に優しい木綿の反物です。
柄は相当悩みました。
木綿の織の着物って、結構渋い色味が多い気がします。
とはいえ、すぐに誂えず、
和裁教室で単衣の着物を縫う時までとっておく予定です。
また着物の形になると、ずいぶん雰囲気が変わるんじゃないかなあともいます。


保多織(ぼたおり)
岩部保多織本舗さんのホームページによると、
いつまでも丈夫なことから「多年を保つ」という意味で命名されたそう。
1689(元禄2)年高松藩主・松平頼重公が産業開発と幕府への貢献のため、命を受けた京都出身の織物師・北川伊兵衛常吉によって創られた一種独特の絹織物に始まったとのこと。

最初は絹織物だったのですね。これには驚きました。

高松藩の保護を受け、幕府への献上品として使われたことから、江戸時代は上級武士にしか着用が許されず、また、独特の技法は北川家が六代にわたり、一子相伝の秘法として受け継がれたそうです。
明治維新後、北川家と血縁関係にあった岩部家初代・岩部恒次郎が、絹から綿中心に切り替え、
同時に機械化も進め、その用途を広げてきたそうです。

木綿に変わったのは明治維新後。
絹だとどんな風合いだったのでしょうね。

地場産業としてピークを迎えたのは1960年前後で、保多織を作る織物会社が県内に数社あったそうですが、現在では訪ねた岩部保多織本舗のみだとのことです。


お店では、香川県指定の伝統工芸士でもある岩部家4代目・岩部卓雄さんが対応してくださいました。
最近では布幅も洋生地が多いそうです。
同じ織り機で幅を変えるだけだから、洋生地のほうが効率もいいらしい。
店内には、保多織のブラウス、シャツなどの洋服、小物類、シーツなんて言うのもありました。
風合いのよさがわかり、生かされるシーツやパジャマなんてかなり良さそうでした。
お手入れも、洗いざらしで良いって教えていただきました。

で、私はもちろん反物で買いましたけどね。

07082302.jpg
近くで見るとこんな感じ。織の特長わかるかしら?

毎年、伝統工芸展で全国をまわっているそうです。
遭遇したときには、ぜひ岩部さんと話してみていただきたいです。
色々お話しうかがえ、たのしかったですよ。


岩部保多織本舗
address:香川県高松市磨屋町8-3
tel:087-821-7743
open hour:9:00~18:00
closed : 日・祝日
access:JR高松駅より徒歩10分


 
 
 
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2007年10月05日

ナイス!銘仙反物

諸事情により、和裁教室を泣く泣くお休みしています。
お盆からずっとです。涙

いつになったらあの斜めの縞のうそつき襦袢の裾よけは完成するんだ・・・。
11月からは再開の予定です。
ここに宣言したからには頑張ります。

自分で縫うのはいつになることやらですが、
お盆の旅行で買ってきた保多織(ぼたおり)といい、反物は増えるばかりです。
諸事情があると、ついついネットで、ヤフオクで
お買い物をしたくなるのは私だけでしょうか・・・。

そして、先日届いたのは銘仙の反物3本。
07100401.jpg

どれもかわいくて、かわいくて、たまらない。
年甲斐も無い?かもしれないけどね。
しかも持っている銘仙の着物とまた違った雰囲気なのです。

これは典型的な銘仙柄。白黒ベースでぽつぽつとカラフルないろがまぶしてある。
よく帯揚げ半襟がわりに使っているのに雰囲気が似ているますね。
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これはあまり見ないけど銘仙独特のかすれ加減が素敵。
水玉(っていうか真っ黒くろすけっぽい)とよろけた格子。
07100403.jpg

何とも洋風な雰囲気。銘仙が流行った時期を考えればこんなのもありですね。
仕立てようと思ったのでしょうか?
袖分と襟と思われる部分が切ってありました。
可愛いです。
07100404.jpg

自分でお仕立てはいつになることやら・・・。
 
 
 
 
 
 
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2007年10月18日

メガネと着物と私。

土田と言えば眼鏡らしいです。まあ、確かにほぼ毎日眼鏡です。
しかも毎日とっかえひっかえ。
趣味でサルサを踊るんですが、(といってもレベルはまだまだ初心者ですが)
その時は、コンタクトレンズ。意外ですか!?
そんな余談はさておき。


着物人のマークも勝手に三ツ眼鏡紋なんてデザインしてしまったくらいですし、
メガネ毎回違うよね。って言われることもあります。
何本持っているの?とも。
メガネの本数。
えーっと10本以上は持っています。
10本以上って言うだけでビックリって人もいらっしゃるかもしれないけど
ボーナスの度に買っていればあっという間に10本超えますよ。
20本は持っていません。
お家専用にしているのもあるし、休日にしかかけないのもあるし。
でも、ずっと眠っていて登場しないって言うのはないです。

世の中って広いもので、
毎月メガネ買っている人とかも私の知っている方の中にはいらっしゃいます。
そして、50本以上持っている方も。趣味がこうじて自分で作り始めたって方も。
メガネってそれだけ魅力的なものです。
機能とデザインが相まっているからこそだと思うのですが、奥深い世界です。
きりがないので、まあ、ほどほどに私なりに楽しんでいます。

眼鏡は顔の一部って言うよりは
アクセサリーのように身につけるアイテムの一つです。
ピアスとかネックレスと一緒。
違うところは、目が悪いので、アクセサリー以上に必要であるところでしょうか。
毎日同じものをつける人もいるかもしれないけど
気分によって毎日変えたっていいでしょ。
せっかく身に付けるものなんですから
いつもとびきり素敵なものを心がけたいと思っています。

10本はいらないかもしれないけど
onとoffで使い分けてみたり、
かわいい雰囲気にとか、セクシーな雰囲気にとか
洋服同様でなりたい雰囲気で使い分けてもいいのではないでしょうか?


☆着物にもメガネ。
着物にメガネもよく似合います。
土田はいつもメガネですが、変ですか?
慣れもあるかもしれませんが、違和感もないでしょ?
最近では、すっかり着物姿がいたについてか、
行きつけのメガネ屋さんに行くと、着物にも似合うしいいですよ〜
なんて選んでもらったりする傾向もありますが、
実のところ、あんまり考えなくてもいい気がします。
どんなメガネもそれなりに似合います。

でも、合わせやすいものと言えば、
アンティークのメガネだったり、ラインストーンが入ったようなちょっとドレッシーなもの。
色っぽい雰囲気のもの。とか?
でも、ポップで元気な雰囲気のメガネを合わせるのも好きです。
全体から醸し出す雰囲気をどうしたいかが問題じゃないかなあと思います。

実は先日、2年ぶりにメガネを買いました。
大好きなメガネ屋さんリュネット・ジュラで。

現状、着物を着るのは休日のみなので、
休日にしかつけないアンティークのメガネに合わせることが多いですが、
アンティークみたいでいて、ちょっと無骨なデザインがお気に入りです。
今度の休みの日、このメガネにどの着物をあわせようかなあ・・・なんて考えて
コーディネイトしてみても楽しいなあと思っているところです。


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着物にめがねは直接は関係ないけど、
着物×土田=着物+めがね+αなので
めがねカテゴリーを作ることにしました。
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2007年10月19日

2年ぶりのおニューのメガネ

前回の記事でも少し触れていますが、
2年ぶりにメガネを買いました。
土田の特長と言えば、着物メガネ女子ですが、
(自分で言っちゃっているけど三ツ眼鏡紋をつくってしまったくらいですからね。)
最近ではめっきりメガネを買うこともなく過ごしておりました。
欲しいメガネはいつだってあるんですが、
買おうと踏み切るにはなかなか持って時間がかかりまして・・・。

大好きなメガネ屋さんリュネット ジュラ・プチのblogプチジュラで紹介されていた
イギリスのメーカーkark originalsのメガネ。
古いモデルということではありますが、
今の私にはシンプルさの中に新鮮さを感じるデザインでした。

正面から見ると、一見普通のえんじ色のメガネです。
まあ、かたち的にはザーマス系ではありますが・・・。
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で、横を見るとこんなにギラギラ。まるで、昔のライターみたいに。
この尖りっぷりに惚れました。
しかも正面からではわかりづらいのですが、
フレーム自体がなんと言うかプックリしているんです。
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メガネケースも素敵です。
お店にはオリジナルも含め、いつも色々かわいいのが揃っていても迷ってしまうのですが、
今回はお友達とお揃いのロボットにしました。
同じシリーズで動物のもあるのですが、
この人形焼きのようなロボット(お店のお兄さん談)はもう廃盤になるそうな。
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メガネ拭きは、定規柄。
お店のオリジナルで、かわいいのがいろいろ揃っていてこれまた迷うのが楽しいものです。
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さてさて、このメガネにどんな着物あわせようかしら・・・。
今週末は山登りなので着物を着るのは来週末になりそうです。 

 
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2007年10月29日

丸帯買っちゃった。

丸帯買いました。
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丸帯。ご存知の方!?
お持ちの方。

丸帯のイメージ。
花嫁が結ぶ帯。ってイメージされる方もいらっしゃるかも。
最も格式の高い帯とされています。
まあ、あまり一般的ではないかもしれません。

同じようなので、『袋帯』がありますよね。
こちらの方がずいぶん一般的。
昔、袋状に織り上げていたから袋帯って言うらしいです。
(だから、昔は縫い代なんてなかったらしい。)
今は裏の布地と表の布地を縫い合わせて袋状にしているものがほとんどのようです。

表に柄があり、裏は無地。
表全体に柄があるものを全通、六割程度柄があるものを六通といいます。
長さは4.2mくらい。


さて、『丸帯』。
丸帯は広幅(約68cm)の帯地を二つ折りにして仕立てたもの。
裏にも表にも柄があります。
長さは、袋帯と同じくらいということなんですが、
手に入れたこちらのは、約4m。
古いもののためか、ちょっと短めですね。

帯の格の問題があり、合わせられる着物とそうじゃないものがありますが、
結婚式へのお呼ばれなどに締めたい可愛いおめでたいつがい鳥です。
 
 
  
 

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2008年02月02日

ご褒美☆ HAZKIのクラッチバッグ

何度かblogでも紹介させていただいているHAZKIさん。

HAZKIのお披露目会へ
まとめて出かけ過ぎ。


先日、松屋銀座 「和のおしゃれ」展に出店しているとの事で、ちょっと寄ってみました。
HAZKIさんの和装小物はどれもセンスよくて
昨年夏からは夏着物としてきる事もできる素敵な浴衣なども発表されていていたり、
すでに定番となっている帯飾りやクラッチバッグは本当に素敵で
いつかは欲しいな〜なんて思いました。

今回は、はじめて草履を発表されていました。

革の鼻緒の草履カジュアルにもちょっときちっと目にも使えそうな上品な雰囲気。
とても素敵だったんですが、

私が惹かれたのは、鼻緒の革とお対のクラッチバッグの方。
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パーティーなどで持てるサイズも小さすぎずちゃんと使える明るい色味のクラッチが欲しかったんですよね。

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白すぎず上品な雰囲気の革に型押ししされていて

そして房飾りが大人っぽくて和でも洋でも行ける雰囲気。
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チェーンも付いているので、ハンドバッグとしても使えますしね。

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内張りも着物生地を使っていてとても素敵。
金物もつや消しで上品。

ベタ褒めですが、
そうお安いものでもないので、気に入らないとなかなか手が出ません。

サイズもご祝儀袋、お財布、携帯などすっぽりと収まる大きめなのに、
あまり大きいと感じさせないすっきりとしたプロポーションです。

こちらから色違いですが、お求めいただけますよ。いかがですか?
HAZKI - 鞄 KAEDE


  
 
 

 
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2008年03月27日

おそるべし東寺弘法市

今回京都に訪れた最大の目的、
着物好き、特にアンティーク着物が好きな方なら
一度は聞いたことがあるかもしれない?
京都は東寺の縁日、弘法市に行ってきました。


毎月21日弘法様の命日にたつ縁日ですが、
京都の人にとってはお参りをしにいくタイミングで
ついでに縁日に!って感覚なのかもしれません。


朝からやっているからできるだけ早く行った方がいいと聞いていました。

なので東寺に到着したのは朝七時半過ぎ。
お店は既にたくさん出ていました。
でも、まだって所もありました。
しかしですね、いいものを狙ってくる人はもう既に物色しまくっていました。

私もこの時間に行けたので、いいものを見つけられました。
 
 
 
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東寺と言えば五重塔。
内部の特別拝観なども行われていましたので見てみましたよ。


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古着物、骨董、それ以外にも
干し柿、ちりめん山椒といった地の美味しいもの、や
生活雑貨?のようなものまで売っていました。
普通に庶民のための市場といった雰囲気。
平日だというのにすごい人でびっくりしました。
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お店は増殖し続けてさっきまで少し開けていた場所までもが
気がつくと店になっていたりして、
見た店なのかそうじゃないのかさえわからなくなってくる始末。
それくらい広いってことです。
さあそろそろ引き上げようかと思ったら
もうお昼の12時すぎていました。
そんなに歩き回っていたの!!!とこれまたびっくり。


さてさて、
今回はとにかく帯。
カジュアル着物(しかもっていません)にあわせて使いたいと切に願って
手に入れたのは名古屋帯ばかり4本。
総額12,000円。

どれでも1,000円という帯の山から見つけた2本。

えんじ色織の帯。全体的にキラキラです。
菊が可愛い。秋になったら締めたい。
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染めの帯。
古いけど、見つけたときには
糸で閉じられていて
締められたことがない新品同様のもの。
染めの帯でこんなに状態がいいものも珍しい。
しかも部分的に刺繍も入っています。

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もう帰ろうかなあ・・・と思ったくらいに見つけちゃいました。
若干予算オーバーかなあと思いつつもお値打ち感があったので購入した2本。


アールデコ?昭和モダン?そんな雰囲気のある染め帯。
優しい肌色なのでいろいろあわせられそうです。
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アールデコ?昭和モダン?な上の帯を買った所で
何の気なく見ていたら気になってしまった印象の強い帯。
花瓶の花だなんてベタな油絵風の絵の織の帯です。
お太鼓の中に隠れてしまうところに『善三郎』って織り込んであったんですが
誰の名前で、この帯とどんな関係か未だ不明。
ただ、児島善三郎という、明治・大正・昭和を生きた油絵画家がいるらしく
もしかしたら彼の絵を模した帯なのかもしれません。
この帯を締めるには若すぎるんじゃないの?なんて思ったけど
まあ、こんなのもたまにはいいかもよってことで、
すでに、予算オーバー気味だったからしぶしぶしてたら
8000円が5000円にしてくれました。奇跡的!!!
08022008.jpg

全部雰囲気の違う帯です。
持っている着物で、当分はいろいろな組み合わせを楽しめると思います。


コーディネイトお楽しみに。

 
 

 
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2008年06月28日

落語協会の浴衣反物

落語ネタが続きますが、決して回し者ではありません。
それにこれは着物のblogです。
寄席は、着物で出かけるところという接点があるし、
今回の記事だって、着物に関係するんですよ。笑
噺家さんは着物を着て高座に上がりますよね。
365日着物生活をしているわけではないですが、
着物に接する職業といえると思います。

で、毎年出ているようなのですが、
インターネットをチェックしていたら、こんなのが出てきました。

ばば〜ん。
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落語協会の浴衣反物。(落)(語)(協)(會)と丸にデザインされた文字。
たぬき?きつね?どっち?
白地に紺の染め。ちゃんと注せん染めです。


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包みの『お揃い』とある、のしが可愛い。送料込みで5000円でした。

小紋柄なので、家で浴衣用にもいいかもと思っているのですが、
まだ作っておりません。
家用といわず、普通にサラッと着て出かけるのも面白い気がします。


ちなみに、去年は、木久蔵さんデザインだったそうです。可愛いです。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200705280119.html
その記事によると
落語協会では、会員の落語家ら用に、おそろいの浴衣をつくり、夏の寄り合いなどで着てきたそうで、かつては毎年新調していたが、4年ほど前から2年に一度のペースになったとか。

お揃いでTシャツを作るのと同じ感覚でしょうか?
浴衣の方がずっとおしゃれだなあと思うのは、私が着物病なだけでしょうか?

この反物であつらえたら、ご報告いたします。
すぐとは限らないけど。
 
 
 

 
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2008年06月30日

替え時、雨下駄

近くまでいく用事があり、浅草で雨下駄を新調しました。
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鼻緒はビニール製、白地に黒で十字柄でつぼは赤。台は黒塗り。
雨が降りそうなカジュアルな外出には、これに爪革を携帯して出かけたりします。


そして、数日前まで履いていたのはこちら↓。
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え?これで新調したの?と言われそうなくらい同じような下駄ですが、
これがシンプルで大変、気に入っているんでよしとしてください。


数日前まで使っていた雨下駄ですが、
鼻緒はきつくて、靴ずれはするし、
実は下駄の歯は、すり減り過ぎでガタガタで
歩きづらいといったらなかったのですが、
なかなか履物屋さんにいく機会がなくて買えずにいました。

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上が今回新調したもの、下が今まで履いていた方。
横から見れば一目瞭然ですが、後ろの歯の高さに比べて前の歯が減りすぎ。苦笑

台の形状が若干違う事に気がついていただけるかと思います。

上は歯が細く差し歯で、台の下の部分が船底のように膨らんでいます。
特に日和下駄といったり、利休下駄といったりするようです。
歯が細いのは、地面との接する面積を少なくして、はねが上がりづらくなるように、
また、台の裏の傾斜がついてちょっと長くなっている事で、
歯が跳ね上げた水滴を台の裏で受け止める事ができるという事らしいです。
歯は、差し歯になっていて、取り替えるものらしいです。
戦前〜戦後でまだ下駄が普通に履かれていた時は、歯入れ屋さんという、
下駄の歯を直して廻る行商がいたらしいです。
現代の靴の修理屋さんみたいですね。
とはいえ、今は消耗品なのかもしれません・・・。

下は、歯が太いですね。歯は、上のものと違って、台と一体化しています。
一般的に駒下駄(こまげた)とか、芳町(よしちょう)と呼ばれています。
母からの頂き物で黒の塗り下駄だし、
もともと、雨用として爪革とセットだったものですが、
爪革はぼろぼろだから捨ててしまったし、鼻緒も劣化していたので、
今すげてある立涌柄の白いビニール鼻緒にすげて雨用で履いていました。


もう一つの違い。
鼻緒のすげ位置が後ろの歯の前と後ろという違いがあります。
一般的に関東は下駄の後歯の前で、関西は後歯の後ろですげるらしいのですが、
どうしてなのかわかりません。誰かわかる方いらっしゃいませんか?
勝手な私見ですが、
後ろにすげる方が、鼻緒のあたりの距離が長くなるので
下駄のホールディング性が高くて、
前だと自由度が高いのかなあ???と思ったりしますが、
あまり変わらないような・・・。

ちなみに、我が家は特に関西に縁がない家系なので、
この駒下駄はたまたま京都に行ったときにでも買ったのかもしれません。


08062704.jpg
裏はこんな感じです。
歯の細さが際立ちますね。
2本歯の下駄は見た目が粋な感じがして好きなんですが、
やっぱり、安定性が低い。電車の揺れなどに弱いです。
(土田は普通に靴でも弱いですが)
もっと好きな形で千両と言うのがあります。
こんなのです。
草履タイプの下駄と比べれば、同じように安定性は低めです。

好きな形の下駄を見つけて楽しみましょう!
カジュアルな着物にも下駄は大活躍です。
特に雨用というと、今回新調した日和下駄になりますが、
下駄も楽しいです。
 
 
 

 
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草履をおあつらえ

なかなか浅草に行く機会が最近なく、
雨下駄のついでに?!草履もおあつらえしました。
とは言っても、雨下駄を買った店とは違う店です。

実はニューヨークで1足草履を捨てて帰ってきました。
こちらにでてくる草履です。
写真で見る限りはそれほどわからないかもしれませんが、
台の表面地が割れていて、ボロボロで貧乏臭かったのでした・・・。
もう替え時。


というわけで、浅草に行く機会がある時は、あつらえようと思っていたのでした。

しかし、どういう系統の色みにするか全く無計画だったので
選ぶのに迷ってしまい、ずいぶん時間がかかってしまいましたよ。

まず、台の色を決めて、そのあと、鼻緒。
どちらも本当にいろんな種類があるので、迷います。

そして決めたのがこちら↓
08062707.jpg
写真だと色がちょっとわかりづらいのですが、
台は、エナメルのカフェオレのような色。
鼻緒は、黄緑色の地紋入りの正絹で、つぼは薄紫色。
鼻緒裏は淡い灰色。
ちょっと変わった色の台です。
黄色系の台草履が多いのに、また若干黄色系?!
(今度は違う色味の台にしたいなあと思います。)
でも、可愛い色です。

全体の写真。
08062705.jpg
最近は、台の形もっと先が丸みのあるものや幅広のものなど様々なようですが、
ほっそりタイプが好みです。
カッコいいと思います。

08062706.jpg
高すぎず低すぎず、適度な厚み。
写真だとずいぶん色が違っています・・・。


まあ、これから夏なので、この履物をおろすのは
秋以降ですが、わ〜い楽しみです。

 
 
 

 
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2008年07月01日

awai - 虹縞の伊達締め

気になっていた着物屋さんawaiへ行って
思わず衝動買い。笑
08062804.jpg
虹縞の伊達締めです。
7色の縞だから、虹縞。なかなか素敵なネーミング。
5種類くらいありましたが、
かなりクールな色合いの一品を選んでしまった。
七色は魔除けの意味もあるらしい事は知っていて、
せっかくなので魔除け!と探していたんですが、
なかなか気に入った伊達締めはなかったのでした。

08062805.jpg
独鈷柄はないけど、博多織。この織の詰り具合は博多織独特です。
ほんと、大好きです。
ゴムベルトの伊達締めも持っているけど、
やっぱり使うのは博多織の伊達締めで、
絹鳴りっていうのか、締めるときにキュッと鳴ります。
母からのお下がりの伊達締めを、着る時は毎回使っていたし、
さすがに汗だくになる時もあるので、
本当は手入れとしては間違っているのかもしれないけど
水洗いで洗濯も何度かしているので、ハリもなく、
やわらか〜い伊達締め。そろそろ寿命かも・・・。
一応手入れをしてみますが。

08062806.jpg

さて、お店の紹介を一つ。
awaiは、博多織の織元が立ち上げた着物ブランドで、直営の着物屋さん。
今年の4月に六本木ミッドタウンの近所にオープンし、
メディアでもずいぶん取り上げられています。
博多織がもちろん好きという事もあり、
気になっていたけど六本木にはしょっちゅう行っているのになかなか行けずにいました。
今回お店を見せていただいて、かなり感動を覚えました。
伝統を大切にしながらも今に合ったスタイルで提案しているし、
センスもいい。

ホームページではあまりわからないのですが、
お店を訪ねるとかなり色にこだわっている事がわかります。
特に帯締めや帯揚などの小物。
また、博多織の織物ということもあり、
それらで作った、マイ箸袋や財布などの小物も素敵でした。

また、土田が着物や日本の伝統についての考え方と
かなりリンクするところがあるなあと思いました。


ここでは語りきれません・・・
是非一度行ってみてください。

 
 
 

 
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2008年08月25日

とうとう博多

友達の会社の同僚で着物が興味がある方たちが居るというので
一緒にランチでもどう?とお声をかけていただき、
ランチしたときの着物。

08082101.jpg


着物。
大きな矢絣柄の夏銘仙。
紫色に水色が涼しげです。
お袖が長いので、当然合う長襦袢なんて持っていませんでした。
かなり透ける素材であるにもかかわらず、
レースの筒袖の肌襦袢で対応していました。
まあ、それでもいいんだと思うんです。遊びで着ているのだから。
でもちょっと気になっていたので、
08082104.jpg
お休み中にうそつき袖を作りました。
ユザワヤで麻の布を買ってきて、袖のサイズに合わせて縫うだけ。
縫うだけなんていっても、結構時間がかかるものです。
噓つき袖だけサイズに合わせて作って売っているところもあるので、
そういうのを利用しない手はないのではないでしょうか。
と思いました。苦笑
着物の袖付けに仮止めするだけなんですが、
ちょっと縫い付ける位置が間違えたので
せっかくサイズが合っているのにちょっと袖口から出気味です。
 

帯。
博多織の八寸名古屋帯。
白地に芥子色の独鈷柄が帯の半分に織り込まれています。
08082106.jpg
何とも潔くてクールな博多帯です。
08082105.jpg
とうとう買ってしまいました。

ずっと欲しかったんですよ。
ふらりと入ったくるりOMOTESANDOで
新古品ということもあり、折り跡も汚れも全くなかったし、
かがりはミシンでしたが、気になりませんでした。
それにしても1万5000円は安すぎます。
いいお買い物でした。
とはいえ、おろしたての帯は締めづらい。
写真を見ると曲がっていたり色々アラが気になります。

バッグ。
インドネシアの籠バッグ。


08082102.jpg
半襟。
白の綿レース。

帯揚。
藤色の絽のもの。

帯締と帯留。
帯揚とセットではないけど藤色に白い線の三分紐に
金魚の帯留。
金魚の帯留もそろそろし納めですね。

08082103.jpg
足袋と草履。

紺色の麻足袋に
パナマ台に優しい白の鼻緒でツボは赤の草履。

 

  
 
 

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2009年08月01日

WAGUの特別割引商品のご案内!!!!

今シーズンまだ浴衣を手に入れていない方、
持っている浴衣に満足いかない方に耳寄りな情報です。
YUKATA PARTY vol.7にゲストでご参加いただいた上、
かぐわ石鹸まで賞品として提供していただいたWAGUさんですが、
素敵な浴衣をたくさん出して、いらっしゃいます。
通常は反物で販売していますが、今回、雑誌掲載の撮影や百貨店の催事用として、
お仕立て上がり品を、限定特別価格するそうです。

wagu_specal.jpg

商品の多くは、一般的なM〜Lサイズで、その範囲でご着用いただける方には、
夏着物風にも着こなせる大人の高級浴衣をお得に手に入れられるまたとない機会です。
ほとんどが1点のみの限定品となります。

安い〜!安すぎです。
私も買おうかなあと思っています。
さてどれにしましょうか!
迷っているうちに売り切れてしまいそうです。苦笑
男性用もありますよ!
彼と一緒にWAGUの浴衣を一緒に着るのも素敵ですね。
そして、週末の東京湾の花火大会にも、お盆休みにもこれなら間に合いますよね。

詳細は、こちらから!
お見逃しのないように。

 

  
 
 

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2009年10月05日

津軽こぎん刺しー青森

着物が好きな人なら、なんで、青森なのにこれが出てこないのか?と思ったり、
ああ、もしかしてって、想像がついちゃったりなんて事もあるのかもしれませんが、
はい、買っちゃったんです。

こぎん刺しの名古屋帯。額縁仕立てにお仕立て済み。
09092603.jpg
お太鼓はこんな感じ。
09092604.jpg
なんと美しいディテールでしょうか。
 
 
09092605.jpg
前柄はシンプル。
09092606.jpg
シンプルと言っても、すごいです。

色みもちょっと変わったかんじで、写真ではあまりわからないかもしれないのですが、
深緑色の麻地に極薄い緑色の糸で刺してあります。

十和田湖のほとりにあるゆずりはで見つけました。
そう、2つ前の記事で、素敵な津軽塗のプレートを見つけたお店です。
これはお太鼓柄ですが、ぎっしり刺繍してある六通柄のものもありました。
そちらもとっても素敵でしたが、それだけ厚みも出るし、重くなるということで、
私にはお太鼓柄のこれくらいがちょうどよく、着物もこの方が合わせやすく、
さらにお値段もそのほうがお手ごろでといいことずくめだったのでお太鼓柄にしました。

青森旅行に行く前からこぎん刺しのことは気になっていて、
ガイドブックを見て、きっといろいろ小物類を買ってしまうんだろうなあと思っていたし、
帯があることは知っていたけど、全く買うつもりなく出かけていきました。
着物や帯との出逢いとはそんなものかもしれないのですが。
(探している時はなかなか見つかりませんもの)
でも、ゆずりはさんで見つけたら、思いのほか安く
これなら私でも手に入れることができそうだわと勢いつけて買いました。


 


こぎんは弘前付近の農村で、1764年、明和の頃に生まれかつ育った異色ある刺しゅうです。昔は自家製麻布を藍で染め、それに白綿糸で刺し、もっぱら衣服に仕立てて着用していました。農村の娘であるかぎり、誰もがみな5,6才の頃からこの刺しゅうを習い、14、5才ともなればひとかどの刺手となり、競って美しいこぎんを刺すため努めました。そうした事情によって発達したこぎん文様が今日、民芸品として最高のものであることが認められ、その応用品が多くの人々によって愛用されるようになりました。
(弘前こぎん研究所のリーフレットから抜粋)
 
 
昔は、農民は木綿を衣服として使用するのを禁じられていました。
今は、木綿より麻の方が高価な物じゃないかと思うんですが、昔は逆だったんですね。
厳しい自然のこの土地で、身近な麻布に木綿糸を刺し重ねる事を思いつき、
また、長い冬の間に、美しい図柄を刺す時間があったからこそ発展してきたようです。
しかし、明治の初めに農民の木綿の使用が解禁になり
明治24〜27年には鉄道が発達、木綿の布が手に入るようになり、
大正末から昭和の初めに木綿の絣や手織を着るようになったために廃れてしまったようです。
こんなの素敵なものが、一時は廃れてしまっていたなんて信じられない事です。
昭和7年には民芸の創始者、柳宗悦さんが民芸協会発行の「工芸14号」に「地方工芸の最たるもの」と絶賛。
柳宗悦さんの名前は、以前2回登場していますが、本当に色んなところに出てきます。
織込花莚(おりこみはなむしろ)
鳥取民藝
こぎん刺しの復興には、弘前こぎん研究所が重要な役割を果たしました。
昭和17年、財団法人木村産業研究所内に青森ホームスパンとして始まったのですが、
民芸運動の中で柳宗悦さんらの進めもあり
そこで、材料や模様を集めたり、資料作りをして「こぎん」の基礎的研究をし、
産業化に結びつける努力をしました。
昭和35年、弘前こぎん研究所と改名して現在にいたっています。
今ではお土産屋さんにたくさん並んでいますし、
こぎん刺しの帯もこうして手に入れる事が出来ているのは、柳宗悦さんのおかげですね。
実際に弘前こぎん研究所にも行ってきました。
09092607.jpg
iPhoneで撮影。写真じゃ伝わらないかもしれませんが、
この建物ができた当時周辺は武家屋敷。そこにあったと思うと、
びっくりのモダニズム建築です。
前川國男が手がけた27歳の実質デビュー作です。
当時のオーナーが留学先のフランスから帰国船で乗り合わせた前川國男に
設計を依頼して建てられたらしいです。口約束で実現するなんてカッコいいですね。

中は、事務所の傍らでこぎん刺しの小物の販売がされています。結構、無造作。
2階は実際、工房があるようです。
予約すれば作業風景も見学可能なようですが、
予約しなかったし、行ってからそれを知ったので見学はしていません・・・。是非次回!
帯もありますか?と聞いたら、1本くらいはあったのですが、種類はなかったです。
色と柄は相談の上、特注してくれるとのことでした。
時間は少しかかりますが、そんなのも素敵ですよね。


よく思い返したら、
きものサロン ’09 秋号 (2009) (家庭画報特選)
の「北東北の手仕事を訪ねる」という特集で
稲森いずみさんが締めている帯はこぎん刺しの帯で、
弘前こぎん研究所もゆずりはも紹介されていたことに旅から戻ってから気がつきました。
 
 
 
 
青森は、ここ近年、青森県立美術館や十和田市現代美術館など気になる美術館ができて、
よく雑誌に紹介されることがあり気になっていたので、一人旅で行ってみる事に。
食べ物はおいしいし、奥入瀬の自然は豊かだし、
美術館は満足だったし、色々とてんこもりの旅行でした。
すっかり青森ファンです。
 
青森ネタはこれにて打ち止めです。
随分かかってしまいました。すみません。
気がついたらもう10月・・・。

  
 
 

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2009年12月27日

色無地を誂える。

12月の前半に友達の結婚式がありました。

せっかくのおよばれ、着物を着たい!
でも、振袖って言うのもなあ・・・と思いながら。
(実はまだまだ着たかったりもするし、着てもいいと思っているのですが、)

結婚式に呼んでもらうことになったら、
色無地持ってないから、つくろうかなあと思っていました。
以前、大量にいただいた着物や帯の中に、白生地も含まれていたからでした。
白生地というのは、読んで字のごとく、白い生地です。
縮緬も綸子も。紬のものもあります。
これから、好きな色なり、柄なりに染めて使うのですが、
ぱっと思いつくのはやっぱり色無地。
縮緬も素敵ですが、綸子で地紋が入っているものが一般的というか
やっぱりこれが多いんではないかと思います。
地紋も色々あります。その地紋によってカジュアルな雰囲気だったり、
礼装も大丈夫!だったりと区別があります。

お茶を習っているわけでもないし、あまり色無地も必要ないかもしれないけど、
結婚式に、格の高い帯して出るのもいいのかなあと思ったのが最初ですが、
たまたま秋号の『七緒』が色無地の特集でした。
七緒 vol.19―着物からはじまる暮らし (プレジデントムック)
七緒 vol.19―着物からはじまる暮らし (プレジデントムック)
立ち読み程度ですが、読んでみたら、
色無地を持ってないし、欲しいし、着て見たいかも!と思いました。
普段、紬ばかり着ていて、柔らかい着物もあまり着ないし、
お茶をやっているわけでもないので、なじみがなかったのですが、
かなり色々着れるんだなあと思わせてくれる1冊でした。

で、色無地作ることにしました。
いただいた白生地は、こちら↓。地紋が、紗綾形模様(さやがたもよう)。
09122701.jpg
(この写真で地紋がわかるかどうか・・・。丹後産の正絹の生地。)
 
別名、「卍(まんじ)つなぎ」とも言われるように卍を斜めに連ねた連続模様。
卍崩し、雷文繋ぎ、菱万字ともよばれるらしいのですが、
一つの模様でこれだけ色んな呼ばれ方をするのはなんか面白いですね。
宇宙、無限、円満などの意味があり、吉祥文様として知られています。
桃山時代に明(中国)から輸入された織物が「紗綾」という名前で、
地紋がこの模様だったので、この名がついたようです。
江戸時代、地紋はこの紗綾形がほとんどで、それらに菊や蘭などをあしらった小袖が流行り、
紗綾形綸子ともいわれていたとか。
昔、女性の慶事礼装用の半衿はこの紗綾形と決まっていたのだそう。
確かに私の持っている伊達衿の地紋も紗綾形だった気がします。
ベーシックで、きちんとした席でも通用する吉祥模様です。
でも、私の中では、子供の時にテレビで、
高橋英樹さん演じる遠山の金さんが奉行所で登場する時に
ふすまにこの紗綾形が本当に大きく描かれていていたのが印象に残っています。
この柄と言えば、遠山の金さん!笑
奉行所のふすまは全部、紗綾形だったんでしょうか?気になります。
知っている方いたら教えてください。
 
生地の端っこには、丹後産である事、正絹である事、そして、量目が入っていました。
生地は、重さと長さでその量を量ります。
12mで700g 標準的なのでは?と思います。
今は13mで700g以上が標準とされているとか。

 
色無地で一番肝心なのはやっぱり色ですよね。
何色に染めるか、かなり迷いました。
でも、やっぱり好きな色ベースで、若々しい色が良いかなあということで、
日本の伝統色 (Graphic Design)
日本の伝統色 (Graphic Design)をぱらぱら。
ペパーミントのような緑をイメージしました。
そう、着物人のテーマカラーにもなっています。
ここ最近好きな色なんです。

その後、染屋さんの見本帳からイメージの色に近い色を選びました。
染屋さんでは、サンプルになる色を持っていけば
その色に染めてもらうことも出来るのですが、
結局染まっている生地によって光の反射率も変わってきて
同じ色といっても、明るく見えたり暗く見えたりするので
サンプル帳から選びました。
日本の色で言う、『白緑(びゃくろく)色』が一番近いと思います。
サンプルですと、ほんの小さなサイズでしか見れません。
これが面積が広くなるとどうなるかというのはなかなか想像しずらいです。
また、この白生地自体、焼けていて、黄ばんでいるので、
思った色にあがらない可能性もあるとの事でした。
でも、それはまた、おおらかな気持ちで構えていれば、いいのかなあと思います。
八掛は、ほんのちょっとだけ共濃い。表地よりは少し濃い色で注文しました。
待つこと3週間ほどで、表地と八掛の染めが出来上がってきました。
思った以上にきれいな色。
  
 
次は、縫い紋を注文。
mitsumegane.jpg
自分の家の紋は入れず、着物人の家紋マーク ー 三ツ眼鏡紋
陰紋で入れることは当初から決めていました。笑
色無地に背紋の日向紋を入れれば、準礼装になるということで習ったんですが、
日向紋だと、準礼装以外では使いづらくなってしまうので、
生地の色と同系色で縫い紋かなあと思っていました。
縫い紋で十分ではという風に、『七緒』のなかで言っていて、
そういう流れなのかなあと参考にしました。
刺繍糸の色も決めなくてはならないのですが、刺繍屋さんの経験に任せました。
幅広い用途で着たいことと、年齢と身丈と袖丈と
紋の原稿の出力紙をお渡ししました。
 
紋のサイズは、女物は五分五厘(約2.1㎝)、男物は一寸(約3.8㎝)。
しゃれ紋で、縫い紋だと、もっと大きいサイズにしたりもするのですが、
ちゃんとした感じの会でも、着たいので、五分五厘にしました。
 
共濃いで出来上がってきました。いい感じです。
金糸や銀糸でする場合もあるようです。
縫い方もお任せ。すが縫いという、一般的な縫い方。
じつは、刺繍教室は、今、長ーいお休みをさせていただいています。
本当はこれくらい、自分でするといいのかもしれないんですが。
時間も余裕もなく断念。
09122704.jpg
刺繍があがってきたところ。こんな感じでぱっくり半分ずつされています。
身丈や袖丈で、裁ち合わせで見当つけて、刺繍してもらいます。


私は、おっちょこちょいで粗相も多いので
明るい色の着物なので、今回はパールトーン加工をしてもらいました。
風合いが変わると利用しない方もいるようですが、
色々区別して、使い分けるといいのかなあと、たまに利用しています。
実際、それで助かったこともたくさんあります。
 
 
さて、お仕立て。
実は色々問題が発生していました。
まずは、昔の古い白生地ということで、反物の巾が狭かったです。
私の裄が長い(1尺8寸4分くらい)ので、反巾いっぱいでお願いするしかありませんでした。
まあ、それは、いつものことで、紬は特に巾がないことが多いので
今回も反巾いっぱいでお仕立てしました。(1尺8寸になりました。)
あと、古い白生地なので、生地が焼けてうっすら境目が出来てしまっていたり、
ポツポツと点々の黄色いしみがあったり。
09122702.jpg
(一番外側と中側では生地の色が違ってしまっていました。焼けているんです。)
09122703.jpg
(なんと生地に付いていた紙のタグの痕がシミになっていました。)
そういう不都合なところが出来るだけ目立たぬような場所に来るように
お願いしたり、確認したりがめんどくさかったです。
染める前に、漂白をすればもしかしたら、ここまで面倒ではなかったのかもしれません。
あとは、比較的薄い色をかけたのですが、
濃い色だったら、もっと気にならなかったのかもしれません。
 
 
そんな色々な工程を乗り越えて、出来上がってきました。
09122705.jpg
(パソコンの画面上、この素敵な色が再現できているとは思えないのですが、
 八掛の色もこうしてみると本当にちょうどよかったです。)
手がかかった分、愛着も持てるし、可愛いです。
色んな意味で世界に一枚の色無地です。一応出来る範囲で自分サイズだし。嬉しい!
 
家紋のところはこんな感じです。
09122706.jpg
(半分こだった刺繍がぴったり合うんですよね。凄い!)
 
09122707.jpg
(色は全然忠実な再現ではありませんが、結局光の加減で、こんな感じに
 地紋があらわれるのが、色無地の面白さな気がしています。)
でも、実は、この着物にはまだ袖を通していないんですよ。
友達の結婚式で着る予定だったんですが、着なくなりました。
他にいい着物が現れたからなんですよ。
お正月に着ようかなあ。お正月に着るにはちょっとシンプルすぎかなあ。
もっと華やかなほうが・・・なんていっていると
色無地が着れる日は遠くなっていく気がします。

勿体つけないで気軽に着たいと思います。

また、着たらレポートしますね。


 

  
 
 

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2010年01月21日

竺仙展に行ってきました。

東京、日本橋にかまえる竺仙さん。染めの浴衣や江戸小紋で有名です。
竺仙さんの事は、着物人blogで何度もご紹介させていただいています。
私が初めてのボーナスで買った渋めの浴衣、奥州小紋が竺仙さんの浴衣だからです。
それももう10年ほど前のことですが、
よく着るし、本当に大好きですし、飽きることもありません。

その素敵な竺仙さんの新作がガッツリ見れる展示会に
ご招待されて行ってまいりました。
10010701.jpg
今シーズンのテーマは『時代』


場内は撮影禁止なので入り口で撮影。
10010703.jpg
背景にあるポスターは、この夏向けのものです。
特に格子に笹の柄の絹紅梅が素敵でした!!!

この写真のすぐ右に入り口があるのですが
入ると、紅梅小紋、奥州小紋がずらーっと並んでいました。圧巻!
紅梅小紋とは俗にいう綿紅梅というワッフル状に見える生地に染めてある高級浴衣。
奥州小紋は私が、竺仙さんと出会った記念とも言える浴衣なのですが、
経糸で絣を織り出した手織紬の風合いに似た綿生地に中形の型紙で染め上げたものです。
木綿ですが、紬風で茶色い生地でそこに藍色に染めてあるのが特徴です。
かなり渋めですが、何とも素敵なんです。

(1月初めと、寒い盛りなのに浴衣?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ファッションの世界では冬のコレクションは夏に開催され夏のコレクションは冬に開催されますよね?
浴衣も例外ではありません。)

他にも、浴衣としてはベーシックな素材コーマ地の浴衣や
奥の方には絹紅梅や綿絽、麻素材やら縮木綿に染めたものなど
素材に合わせ、柄を選んで染められた反物がずらりと並んでいました。
もちろん、それに合わせて、半巾帯や、麻の名古屋帯などもありました。
浴衣の生地でできた団扇なども!
半分強は浴衣。
残りが、着物といった感じでした。
私と竺仙さんとの出逢いが、奥州小紋という浴衣だったこともあり、
竺仙さんといえば浴衣という感じなのですが、
着物の時間 2 (マガジンハウスムック)
着物の時間 2 (マガジンハウスムック)にも掲載されていた
スタイリスト 原由美子さんお誂えの文久小紋をはじめとした
江戸小紋の染めの着物がたくさんありました。
原さんらしき方もお見かけしました!

着物の時間 2ここで立ち読みできますよ!(めくってすぐのページです)
竺仙さんのホームページでもご紹介があります。
時間の関係で実際見る事はできなかったのですが、型付けの実演もしていたようでした。

あとは、てぬぐいや人気の風呂敷などもありました。
風呂敷は、二四巾(にしはば)の(約90cm角)の木綿のものなのですが、
能衣装などから図柄を取っていて
色味なども楽しくて、程よいサイズで、木綿なので気軽に使えて、
贈り物などにも大人気らしいのです。


場内、何時間居てもニマニマしてしまい、飽きない感じでした。
結局2時間以上いました・・・。

ワードローブを見れば、夏物は少ないし、
せっかくなのでという事で、一つ注文してしまいました。
お金に余裕があれば、もう一ついいなあと思ったのがありましたが、
そうポンポン買えません・・・。

カモメ柄の爽やかな紅梅小紋です。

あがってきたらまたご紹介しますね!

竺仙展凄かったです。こんなにたくさん見れるのはこのときだけです。
それにしても竺仙さんやっぱりすばらしいです。
ご招待どうもありがとうございました!

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