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ちしき アーカイブ

2006年07月25日

浴衣を着てもいい期間について

『浴衣を着てもいい期間って いつからいつまでなんでしょ?
 衣替えが10/1だから 9月いっぱい着ていいもの?? 』

なんて質問が寄せられました。

浴衣の季節というと、夏。大体6〜9月くらいでしょうか?
一概に6月いっぴから9月いっぱいとは言えないです。
シーズン真っ盛りというと7、8月だし、6月と9月も暑い日には着ていいと思いますし。

でも、土田一美流には
浴衣は、8月いっぱい、9月に着るとしても前半までかなあと思います。
和装の世界では、季節を先取りするのが粋なんですよ。
(洋服だって、おしゃれな人は季節先取りでしょ?)
一足先に秋のイメージを先取りして涼を呼ぶ。
そんな趣向から、
秋草とか、トンボなど『秋』が浴衣や夏の着物には描かれていたりするんです。
素敵だと思いませんか?

9月は二度目の単衣の着物の季節。
(一度目は6月。盛夏ももちろん単衣ですが、薄物の季節です。)
この時期にしか着れない単衣の着物も楽しみたいと思う訳です。

2006年08月23日

浴衣の下に何を着るか

『浴衣の下に何を着たら良いか』と質問をいただきました。

私は、着物の事が全くわかってなかった時に浴衣を買ったのですが、
その時に薦められて買ったのは、
浴衣下、とか浴衣用下着、着物スリップというような名前の
ワンピースタイプの下着です。
帯下の汗もしっかり吸収する浴衣下スリップ大切なゆかたを汗から守ります!タオル地のゆかたス... 着心地さわやか浴衣用肌着  浴衣インナー サックス

でも、別に
襟ぐりが広くあいたキャミソールやタンクトップ、半袖のババシャツなどと、
ペチコートの組み合わせ。
または、シミーズと言われるような洋服用のワンピースタイプの下着でも良いと思います。

汗シミが気になる人は
半袖のワンピースタイプの下着がお勧めです。

確かに、浴衣の下にさらに何かを着るのって
暑いんじゃないかって気もしますが

着ないと、浴衣が瞬く間に汗びっしょりになるでしょうし、
すそがはだけた時にセクシーすぎちゃってよろしくないかと思います。
(和装では“ちらりズム”がお勧めです。)

浴衣を羽織るまでの準備としては、
1.ブラジャーは着けず、浴衣下などの下着を着る。
この時、ボインさんは、和装ブラやスポーツブラで胸をおさえるようにすると
 着崩れしにくくてよいです。
【0810PT510】 新品 和装ニューブラジャー (立体裁断)Lサイズ着物や浴衣のフィットブラ

2.ウエストに補正のタオルを巻く。
 浴用タオル(細長いヤツですね。)を2〜3本程度。
 ウエストのくびれ加減で本数は加減しましょう。
汗とり、着崩れ防止、腰紐の食い込み防止など大変重要な役割をします。
 浴衣なのに補正?と思う人もいるでしょうし、さらに暑いのではと思う方もいると思いますが、
 ウエストだけにでも補正をするのとしないのでは
着心地がずいぶん違うものですよ。

 試しに補正しないで着るのと補正して着るのを両方試してみると良いですよ。

そして、浴衣を着ます。

2006年11月15日

きもの文化検定

今年から、きもの文化検定という検定が始まるという事を知り、
さっそく
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きもの文化検定公式教本〈1〉きものの基本
教本を買い、申し込んでみました。
京都検定など検定が流行っているので
なんだかな〜とは思ったのですが、
力試しというか、
着物の知識をもう一度見直すのに良いかなあと思ったので。

出題はこの教本から90%以上出題され、
5級・4級はマークシートによる択一方式で、90分・100問以内の同一問題。
・5級:60%以上・70%未満の正解で合格
・4級:70%以上の正解で合格
3、2、1級については
平成19、20、21年と順に実施予定だそうです。

日曜日の試験に向けてパラパラと教本を読んでいるだけの状態ですが、
色々私が持っている認識と違うところもあるものだなあと思った点もちらほら。
一つだけ書くと、
『紗合わせの着る季節について』
紗合わせ2枚の透ける生地を重ねて仕立てられた着物で
下の生地の柄が透けて見えて涼しそうに見えるのですが
教本では5月下旬〜6月と9月に着ると考えるとなっているけど
涼しそうということもあり5月下旬〜6月だけだと思っていました。
まあ着物の季節に関しては
地域によっても変わるし
個人による認識の差が大きい点ではあるかもしれません。

日本の古来からある色の組み合わせなど
ほとんど知識がなく(勉強したい気になっている分野ではあったのですが)
ちょっとだけ触れている部分があって、触発されました。
やっぱり日本の色の本が欲しい〜。誰か買ってー。
   

もし関心があるのでしたら
試しに、模擬試験というのが出ているのでやってみてはいかが?
好きで着物を着る人にとってはそんなに難しくないと思います。
とりあえず全問ほぼ正解でした。
今年の検定はもう受けられませんが、よろしければ
来年受けてみてはいかがでしょうか?

とにもかくにも、検定の結果。どうなることやら。
久しぶりの試験。90分間も集中力が続くか心配です。
着物コンポーザーの名を汚さないためにも、頑張ってきま〜す。笑

2007年01月06日

雨の日の装備

今日はお正月気分も抜けきらない
お仕事が始まってから初のお休みだった方も多いのでは?
それなのに関東地方は雨でした。

正月は着物を来たいと思ういい時期ですよね。
今日は雨の日に着物を着るための準備するものについてご紹介します。

☆雨コート☆
要するに
レインコート着物版。
裾まですっぽりの長いコートです。
雨をはじきます。
私が持っているのは額縁のような襟、道行襟タイプです。
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袖下のあきにスナップがついていて着物の袖が出ないようなっていて
ぬれない工夫がされています。

この雨コートは梅雨時には着にくいものだと思います。
結構生地が厚くて、梅雨時は蒸すから暑くて着てられないからです。
なのでだいたい、安くて簡単な薄い生地の出来合いのを着てしまうんですよね。
ワンピースタイプ  二部式
ワンピースのような一部式と
道行きと裾よけといった感じに上下に分かれた二部式があります。
軽くて薄くてまあこれはこれで便利なのですが、
個性がなさ過ぎる・・・。
それを着て出かけると、同じのを着た人に会ったりしますから。苦笑
きもの文化検定の教本には
雨の日には欠かせない気軽にきものを楽しむアイテム的な紹介をしていましたが・・・。

でも、コートや羽織の時期にはちょうどいいですね。

☆傘☆
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もちろん、普段使っている洋傘でもいいと思いますが、
和傘を用意してみてはいかがですか?

こういうタイプの傘を蛇の目傘って呼んだりしますが
本来は、
『石突(いしづき)を中心に、中を白く周辺を黒・紺・赤などで太く輪状に塗って、
蛇の目模様を表した紙製の雨傘。江戸時代から広く用いられた。蛇の目のからかさ。』
のことらしいです。
 こんなのですね。


ちなみにお手軽に買える番傘は、

『太い竹の骨に和紙を張り、その上に油を引いた実用的な雨傘。』
もともと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいうそうです。
現代のビニル傘みたいなものでしょうか?

私が持っているのは白く輪に塗ってはいないけど一応蛇の目傘の一種です。
なんでこんなものを買ったのか、持っているのか、自分でもかなり不思議で、
そして大学時代、まさか着物姿にこれを持つとは
当時の私は想像もしていませんでしたが
蛇の目傘が欲しくてたまらなくなって浅草の仲見世にある専門店で買ったのでした。
たぶんここです。
しかも、当時は普通に洋服に持つつもりで買ったのでした。
タダの変わり者としか思われなかったでしょうに。
で、色は、赤とか紫とかあとは色を塗ってない生成りぐらいしかなくて
紫ではお嬢さんには渋すぎるってことで赤を買わされました。
まあ、お店のおじさんのいう事を聞いて正解でしたけど。

開いた角度を2段階で調節できるので人ごみや風が強すぎる時は
少しとじ気味にしたりできていいですよ。

内側の傘の骨が本当に美しいです。

もちろん洋傘でも良いです。
シンプルなものが和服を着た時は合う気がします。
また、洋傘でも骨が多めで和傘を意識したデザインのものがあるので
それを用意しても良いと思います。
16本骨の傘 24本骨の傘
なければとりあえず普通の傘で!
でもビニル傘では寂しいですよね。洋服でも同じだけど...。

☆雨用の草履☆
探せばこんな可愛いの売っています。
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(前のカバーが透明の普通のも売っています。)
ちょっと可愛すぎるのでそろそろ鼻緒を変えたい思ったりもしているのですが、
こんなの履いたところでぬれるときはぬれるので
どっちかと言うと防寒用に使っています。
礼装にはおかしいので合わせませんが、カジュアルな着物なら
細歯の高下駄に爪革って手もあります。
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rain_07.jpg

こっちの方が地面から足までの高さが高ければぬれずらいかもしれませんが
やっぱりたくさん降れば、ぬれるんでは?
ああいうものはぱらぱら降っている時にちょうどいいかもしれません。
可愛いし。
雨が降りそうでまだ降っていない時は、
爪革は取り外して携行するといいですよね。

☆替え足袋☆
雨だからぬれるのが当たり前っていうことで
足袋は汚れが目立たないものが(底が黒とかオススメかも。)いいです。
これまた礼装には無理な話ですけど。
家にお呼ばれで座敷に上がる場合や
改まった席で白足袋がいい時は替え足袋を持っていると良いですよね。
洋服で靴下の時も一緒だと思いますけど。
ああ、白いナイロン製の足袋カバーに防水スプレーという手もあるかも。
まだ試した事ないからわかりませんが、
もし良かったらだれか試してレポートしてください。

☆てぬぐい☆
洋服でも同じですが、濡れたものを拭う必要はありますよね。
ハンカチ代わりに、食事の時のナプキン代わりにと
何かと便利ですよね。
その手ぬぐいをいつもより余分に持っておくといいでしょう。
タオルでも良いけど
タオルより量(かさ)を取らないし、和服にもマッチするのでおすすめです。
拭う姿も素敵に見えるかも。
新品のてぬぐいだと
ぬれると色落ちするものがあるので、その辺りは注意しましょう。

ぬれものを入れるビニル袋も忘れずに。

雨の日の着物の着方、雨コートの着方

お正月で着物を着るいい機会だというのに今日は雨でした。
残念がっている人も多いのでは?
雨の日の着物を着るのは
なかなかハードルが高いなあと思います。

ちょっとした準備も必要ですし、
そもそも着物がぬれたらシミの原因にもなりますよね。
ちょっとした準備はこちらをご覧ください。

そういう場合は『着ない』という選択肢もあります。
無理する必要はないと思います。
着物が日常着って人は違うと思いますけど、
ほとんどの人にとっては趣味的なものでしょうから、
着物を着る時はいつだって楽しいほうがいい。

では、
雨だけど、
着なければならない、あるいは着たいって場合、
どうしたらいいでしょうか。

着物をどれにするか迷うところですが、
礼装をしなければならない場合は現地で着物に着替えるという手があると思いますが、
お出かけとなった場合は、濡れてしまって困るような高価なのは着ない方が良いです。
私はいつでも着物よ!っていう方やお茶をされる方は
防水加工をしたりするらしいです。
ポリエステルの洗える着物は、こんな時こそ適当だと思います。
でも、土田一美は残念な事に、ポリエステルの袷の着物を持っておりません。
だからぬれてもまあ、洗濯に出せばいいかなあという適当な安着物を着るか
絶対ぬれない対策をするかのどっちかです。

きちんと雨コートを着て、きちんと傘をさせば着物自体は濡れることはありません。

ここで大事なのは
襦袢は簡単に洗えるものにしておく。
そして雨コートを着る。
雨コートの下で着物はどんな状態かといいますと

着物の裾を帯の上線までめくりあげて、
しわにならないようにきれいに整えて
帯の上の際で小さい和装クリップで止めてしまいます。

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裾には襦袢の裾だけ。
歩けばコートからひらひら襦袢が見えるかもしれないですけど
町中の人達はだれも気にしません。
気になるなら、
色が濃いめものや、おしゃれな色柄の長襦袢あるいは裾除けだと良いかもしれませんね。
そんな状態で
コートのボタンは、前はしっかりしめておきましょう。
折りしわがつく恐れがあるのでその状態で座る事をお薦めしませんが、
どうせ長時間てこともないので、私はそっと座ってしまいます。

雨に濡れないところ、特に屋内では
コートは脱ぎたいですよね。
公衆の面前でこのままコートは脱げないので
建物に入ったら、トイレに直行。
ここで慌てず、
コートを脱ぐ前に、コートと裾除けについた水滴はよく拭いましょう。
さもないと着物に水滴がつくかもしれないですから。
コートを脱いで、めくりあげた裾を元に戻します。

rain_01.jpg rain_02.jpg
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トイレに行くのが面倒な時は
コートについた水滴を拭き取って、
物陰で(壁際、コーナーとかが良いのではないでしょうか?)
コートボタンを外して、ピンチを外して
ささっと着物の裾を元に戻してしまえば良いと思います。
逆に建物から外に出る時も同じ事です。
着物の素材にもよりますが、慣れれば手際よくできます。

裾をめくり上げないまま、雨コートを着ても
着物はぬれてしまいます。

お母さんの雨コートなどお持ちで
雨の日に着物を着る事になったら試してみてください。

2007年01月14日

きもの文化検定結果は?

昨年11月に受けたきもの文化検定の結果が郵送されてきました。

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結果とともに
試験問題の冊子に解答と解説が盛り込まれた形の『試験解答と解説』が同封されていました。

100点満点中87点で
無事4級合格。

でも、
受験者数  6702名
4級合格者 6397名
5級合格者 242名

※4級:70%以上の正解で合格
 5級:60%以上・70%未満の正解


ほとんどの人が合格です。
というわけで、集計を見ると
まあいかに簡単というか、基礎的な検定だったかがうかがえます。

級があがると専門性もあがってくるのでしょうけど
これからの展開が気になります。
今年11月に3級試験の実施予定で
3級対応の公式教本Ⅱも6月に発行予定という事ですので
また、レポートしたいと思います。

2007年02月13日

洗い張りから戻ってきた長襦袢

お友達からの頂き物の袷の長襦袢2着
これと
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これを
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洗い張りに出していました。

洗い張りとは、
着物の糸を全部解いて、洗濯して、染み抜きもして、反物に戻してしまうことです。
その後、縫いなおすと、古びた着物も生まれ変わります。

※全てのシミが取れる訳でもないし、布が劣化していたりするとできなかったりと
状態によって色々です。
それは、悉皆(しっかい)屋さんにお願いする時に相談に乗ってもらいましょう。
悉皆屋さんとは、着物のお医者さん。
「丸洗い」「シミ抜き」「洗い張り」から「かけはぎ」「染め替え」「刺繍直し」
「お仕立直し」など着物にまつわるお手入れを専門的にやってくれるところです。

反物に戻った長襦袢
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頂き物の長襦袢は、とてもじゃないけど
そのまま着れるものではありませんでした。
着物よりも肌に近い部分に着用するので、汗などにより痛み具合も、
着物よりたいていひどいものです。

内側はシミだらけでしたし、シミが表にも出てしまっていたり
全体的に茶色くなっています。
でも、
もうお店では買うことができない素敵な柄行きです。

和裁教室では
赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢と作ってきました。
次はうそつき襦袢です。

うそつき襦袢は袖と裾よけは長襦袢地を使っているのですが、
それにこの長襦袢の反物を使えたらと思ったのです。

斜め縞の方をうそつき襦袢にします。
地紋に桜の柄が入っています。見えますか?
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中心にはぎ合わせわかりますか?
すべての布をはぎ合わせて1枚の反物にしてしまうのです。
すごいと思いませんか?

もう一つの方は、長襦袢になる予定です。

いづれにせよ素敵なのが出来上がりそう。とても楽しみです。

2007年03月23日

気が早いかもしれないけど、もう浴衣

今年の浴衣。
そう、7月の完成に向け
和裁教室では4月から浴衣を縫い始めます。
初めての長着です。

高校に家庭科で浴衣を縫った事があるとはいえ
よく縫えたなあ・・・と今では感心です。
その浴衣は今でも活躍していますよ。
その浴衣はこちらこちらをご覧ください。


高校時分によくこんなの選んだなあと思ってしまいます。
別に大人になっても着れるものを!って選び方をした訳ではないんですけど。
浴衣であまりカラフルなものが好みじゃないあったのかなあ・・・
店員さんには地味と言われるし、
当時は半幅帯も黄色か赤が定番中の定番。
今のように素材も色もありませんでした。
その他にも何か!!!という時に、どんな帯を合わせたら良いのか
皆目見当がつかなかったのですから・・・。

赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢、まだ途中のうそつき襦袢
と縫ってきました。
とうとう?!外側によく見える着るものですから。

前回の記事で、和裁教室で竺仙さんに行ったことをレポートしましたが、

私は買っていません。
竺仙の浴衣一枚持っているからです。

どうせなら持っていないものを試したいというのが
着物コンポーザーの欲張り根性なのです。

で、とうとうあこがれの絞りの浴衣を手に入れる事にしました。

こちらです!!
じゃーん。
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全面絞り。柄が大きいこと。
麻の葉の柄が入っていたので、選択のポイントになりました。

有松鳴海絞り。
愛知県名産の有名な絞りです。
江戸時代の初めに、絞り開祖竹田庄九郎らがはじめたもので、
尾張藩の特産品として、藩が保護したこともあり、ずいぶん繁栄したそうです。
旅人が故郷へのお土産にとこぞっててぬぐいや浴衣などを買い求め
街道一の名産品にまでなったようで
北斎や広重の浮世絵にも、鳴海の宿は有松を描かれています。
昔の繁栄がうかがえる美しい町並みが今も残っていて、
200 年を経過した貴重な文化財となっているそうです。
その景観は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地だそうです。
一度は訪れたい場所です。
訪れたら、また絞りの浴衣手に入れたくなりそうですよね。笑

詳しい記事をこちらで見つけました。

てぬぐいの豆絞りも元祖は有松鳴海絞りです。
こんなのが元祖です。

豆絞りという名前だけが一人歩きして
絞っていなくても、
注染の型染めで、豆が並んでいるものを豆絞りって呼んでいますよね。
私の赤ちゃん甚平の柄みたいに。

豆絞りの作り方など
SOUSOUさんのページに色々紹介してありました。ご覧ください。

400年の歴史を持つ有松鳴海絞りの産地でも
いまでは張正(はりしょう)さんでしか作れないものだそうです。
貴重な技術ですね。
SOU・SOUさんで売られている豆絞り風呂敷が欲しいです。
2800円とは良いお値段ですが・・・。


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しかもやっぱり 大人の女は藍染めでしょう!!!!(あまり関係ないです。好きなだけです。)
鏡越しに、合わせてみちゃったりして。

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巾だし前は、絞りの帯揚げのようにぼこぼこですが、
今は若干まっすぐになっています。
と言っても、細かくぼこぼこしているのはわかりますけどね。

絞りの反物、私にも縫えますか?と、和裁の先生に確認したら、
大丈夫よってことでしたが、ちょっと心配だったりして。

でも出来上がるのが楽しみです。
進行状況はまたレポートしますね。
スタートは4/4です。


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2007年04月03日

着物ブラシ

着物の手入れ皆さんはどうしていますか?
もう何号か前になりますが、
七緒でもお手入れについて特集していましたね。
七緒(VOL5) 着物からはじまる暮らし プレジデントムック 特集:「お手入れ」「お直し」解決隊・小紋日和

別に着物に限らず衣類のお手入れは季節の境目にしていかなくてはならないと思うのですが。

帰ってきて着物を脱いで、
湿気を飛ばすために吊るして、
襟元と袖口、裾の汚れをチェックして
必要であればベンジンで拭いてあげる
埃を着物ブラシで払って
そしてまた
あまりしわが気になるときはアイロンをかけてあげる。

なんて手入れが本当は必要ですが
私がやっているのは湿気を飛ばしてあげるくらいかなあ・・・。
ベンジンは上手にやらないとシミを作ってしまうこともあるから
プロに任せたい。丸洗いなどに頼ってしまいます。
アイロンも慣れていないとちょっと心配ですよね。
当て布をしてドライでかけてあげれば良いようなのですが・・・。

という訳で
私ができるのは
ほこりを払ってあげるくらいかなあと思ったので、
先日、着物ブラシを購入しました。

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ネット上でブラシ屋さんで注文したのですが、
洋服用のブラシにしたって何種類もあり
こだわればこだわっただけの答えが出るんだなあと思ってしまいました。
もちろん着物用というのもありましたが、
私が選んだのは

【ブラシの平野】 洋服ブラシ 手植え羽子板型
着物にも洋服にも使える手植えのちょっと高級なものです。


【ブラシの平野】 着物ブラシ

着物専用で持った方が良いのかもしれませんが、
洋服のコートにもブラシをかけたくなったので、
かといって2本はいらないかなあと思ったので
ちょっと高いかとも思いましたが、買ってしまいました。

埃をブラシで払っただけで
なんか清められると言うか、スッキリするので不思議です。
ハンガーにかけた状態でさっさっさと払うだけなら簡単だし、
ブラシ屋さんのホームページによると
上手にブラシをすれば洗濯するより効果的だとか?
物理的に埃をかき出せるからってことだと思うのですが、
おすすめです。
また、ブラシをかける事で布目を整える事で痛むのを防ぐみたいですよ。

枝の部分もナチュラルな感じでいい感じです。

何も高いのを買う必要はないと思うんですが、
物を手入れしてあげるのは
物への敬意の意味も込めて大事なことなんじゃないかなあと思います。
着物はなおのこと長いスパンで使用できるものの一つですものね。

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2007年04月06日

縮緬とはー和の眼鏡ケース

先日いただいちゃいました。
私ならではのもの。
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和柄の眼鏡ケースです。
07032302.jpg

椿のような柄がかわいい!

柄だけでは別に和とも言えないのかもしれないけど
テクスチャーが縮緬(ちりめん)になっているだけで
ぐっと和に寄りますよね。
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着物ファンだけでなくて
手芸が好きで、お細工をする方にも愛されてやまない
縮緬ならではの風合いかもしれませんね。


縮緬(ちりめん)とは
経糸(たていと)に撚りのない生糸を、緯糸(よこいと)に強い撚りをかけた生糸(強撚糸きょうねんし)を使って織る。右撚りと左撚りを緯糸(よこいと)として交互に入れて織ると強く撚られた糸が、元に戻ろうとして縮み(ちぢみ)が生じる。これを縮緬シボと呼ぶ。

糸使いによってシボに変化をもたせた平織の「無地系統」と
地紋のある「紋系統」がある。

一越縮緬、紋意匠縮緬、綸子縮緬、古代縮緬、絽縮緬など多くの種類があります。

古代縮緬・・・右撚りと左撚りの撚り糸を2段ずつ交互に緯糸として織ったもの。二越縮緬(ふたこしちりめん)ともいう。縮緬の基本形で最も古い歴史を持つ。
左右の強撚糸を交互に織り込む時の越数が多いほどあらくなる。
戦前は四越以上で作るあらいシボの事を『鬼シボ』といい、
「鶉縮緬(うずらちりめん)」「鎖縮緬」と言ったが、
最近ではシボの細かいものが多いために二越の古代縮緬のシボでも鬼シボというらしい。

一越縮緬・・・左右の強撚糸を一越ずつ交互に入れて平織に織ったもので
古代縮緬よりシボが細かい。

絽縮緬・・・緯糸(よこいと)に縮緬緯を使った絽のこと。

綸子縮緬・・・地紋のある縮緬のこと。


代表的な産地は、京都府丹後地方と滋賀県長浜地方。
丹後縮緬や浜縮緬なんて名前できいたことあるのではないでしょうか?

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2007年05月25日

浴衣ノススメ ー 男子編

今日、東京は雨です。

昨日は、夏のように暑かったと思ったら、
今日は雨、
梅雨ももう間もなくやってくるのかもしれません。
確実に夏へ向かっています。


夏と言えば浴衣。

ゴールデンウィーク頃から
デパートなどでも浴衣売り場が設けられています。

着物をいきなり始めろとはなかなか言いづらいのですが、
浴衣から是非始めていただきたいです。
せっかく日本人ですし、和服ぐらい着てみてください。
甚平や作務衣じゃなくってやっぱり浴衣がいいです。

特に男性。
男性の着物姿にグッと来る女性は、沢山いるものですよ。
まあ、私もその一人だったりするのですが。笑
日本の民族衣装だけあって、日本人に似合うように出来ています。
しかも、年を取るほどに似合ってきます。
是非是非、和服の男性が増えてほしいと思っています。

男性の和服人口が少ないが故、
浴衣売り場もとても地味で、こじんまりしているのですが、
もしチャレンジしたいと思っているのなら
今の時期は、まだまだ品揃えがいいのでおすすめです。
もちろん、反物から誂えるのも、今からだったらシーズンにばっちり間に合いますし、
仕立て済みの浴衣のサイズも今ならずいぶんと揃っています。

なので、浴衣を買いにいきましょう!!!

もし、買いにいっても
どこで買ったら良いのか、何を選んだらいいのかさっぱりわからないというのでしたら、
着物コンポーザーのコンサルタントサービスとして
満足いくものを選んでいただくお手伝をいたしております。
ご連絡ください。お待ちしています。

浴衣が初めてじゃない方は、今年も沢山着てくださいね。
ステップアップして、着物にも手を出してほしいです。
男性の着物は、浴衣とほとんど一緒です。
着物の下に余分に一枚長襦袢を着ているくらいの差しかありません。

もちろん着物選びのお手伝いもしますよ。
 
次回は、浴衣ノススメ ー 女子編です。
 
 
 
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2007年05月26日

浴衣ノススメ ー 女子編

今日はすごくいい天気。
初夏みたいです。

さて、浴衣ノススメー男子編に引き続き女子編です。

女性の場合は、
毎夏、毎夏浴衣が一枚ずつ増えてしまっているなんて方もいるんじゃないでしょうか?
私も今年は一枚増えます。
和裁で教室で縫っているあれです。

持っている浴衣をシーズン中に全部袖を通せればいいですが
普通、なかなか難しいですよね。

浴衣の柄にもよりますが、着物風に着るなんて言う技があります。
三社祭の時に着たのが着物風に着た浴衣の装いです。
まあ、この場合は黒と黄の縞の帯がかなり個性的で
参考になるかどうかわかりませんが、
例えば、帯が博多の半巾帯だったりしたら、想像しやすいかもしれないですね。


浴衣は持っているし、夏になればよく着るけど
着物を着るのはちょっと敷居が高くて・・・なんて思っている方にも
この方法はお勧めですし、
これから来る梅雨の季節も、
着物は雨が心配ですが、
浴衣なら、お家でざぶざぶ洗えてしまうくらいだから
雨で濡れることを気にしなくても大丈夫です。
(もちろん浴衣の素材にもよりますよ。)

浴衣を着物風。
そんなに難しくないって言う事がわかれば
着物デビューへの道も遠くないですよ。

浴衣を持っていない人に
これという一枚でお薦めしたいのは
やっぱりお気に入りのいいものを
長く着てもらうことです。

着物にハマり始めればいくらでも欲しくなるでしょうけど、
とりあえず、入門としては1枚あれば十分夏を楽しめます。


私も浴衣は現在3枚持っていて
高校の家庭科で縫ったもの(三社祭で着た浴衣です)。
初ボーナスで買ったその当時の私には渋すぎた竺仙の奥州小紋。
くるりで一目惚れした綿紅梅のアンティークの着物の柄を復刻したもの。

浴衣は、これらで十分すぎます。でも、まだ欲しいあこがれとも言える1枚があって、
それが、
有松鳴海絞りの浴衣です。
しかも白地に藍染めかなあ。
(紫織庵の綿絽も惹かれましたけど、長襦袢買ったし違うのにしとこうかなあって。)

そのチャンスが今年やってきました。
なぜなら、和裁教室で夏の浴衣シーズンに間に合うように
浴衣を縫うことが決まっているのです。

そして縫いはじめています。
今から出来上がりが楽しみでなりません。

いつも見てはウットリしている
そして買おうと思いつつ、何度も踏みとどまっていたのが
こちらのゆかた屋 有松鳴海絞り浴衣と着物さんです。
絞りのゆかたをたくさん取り揃えています。
今年のは、去年よりさらにパワーアップしているように思います。
ちょっと手は届きませんが、
TSUYUKUSAという高級なブランドが立ち上がっており、
たいへん素晴らしいものがありますが、お値段も・・・・。

いま、絞りの浴衣を作っているにもかかわらず欲しいのが沢山あります。
仕立て込みでこのお値段はすごくお手頃です。

私は4月スタートで、浴衣の制作をはじめるので
ここのじゃ間に合わなかったので、色々と反物で探しました。

それがこれです。

これも十分素敵ですが、
ゆかた屋 有松鳴海絞り浴衣と着物さんのも
欲しくてなりません。笑


 
とっておきの一枚におすすめです。

男子同様、女子に対しても
着物コンポーザーのコンサルタントサービスとして
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2007年06月12日

さあ6月、単衣の季節到来です。

あっという間に6月になり、
月日の経つのが早くてビビりまくりの着物コンポーザーです。
本当に6月いっぴにアップしたかったネタですが、
遅くなりましたごめんなさい。

さて、タイトルにもしていますが、6月は単衣の季節です。
単衣ってなに?かといいますと、
裏地がついていない着物です。
秋冬春の間に着ている着物は
胴裏(どううら)、八掛(はっかけ)とよばれる裏地がついていますが、
単衣には裏地がついていません。
洋服の世界だって、6月は衣替えですよね。
スーツだって、
生地が薄くなったり、裏地も全部と言わずとも中が抜けていたりしますよね。
それと一緒です。

それにあわせる帯は
前半は冬帯
後半は一重の帯と言われたり、

単衣の季節は既に一重と言われたり、
もう帯は先取りで、絽の帯をし始める人もいます。

移り変わりの期間なので、
(洋服でノンスリーブの人もいれば、長袖の人もいるようなものですから)
それぞれのこだわりを持ちつつも、
あまり気にしすぎないでいいと思います。

見聞きして、着慣れていくうちに
感覚的にそのふさわしさがわかってくるところだと思います。

半襟も帯揚げも夏仕様。
帯締めは冬のでも夏仕様のレースのものでもいいみたいです。
長襦袢も夏物になります。

さっきから夏物、夏物と言ってもよくわかりませんよね。
半襟は、絽のものや、麻などでもいいでしょうし、
帯揚げだったら、絽や紗のものです。
足袋にも夏らしいもので麻だったり、最近はレースのものもあります。
草履はパナマの台だったり、
ビーズでできたものだったり。

半襟については、
この単衣の季節限定の素材があります。
麻楊柳と絽ちりめんです。
麻楊柳はクレープ素材って言うのでしょうか?
そんなようなものです。
絽ちりめんはちりめんで絽になっているもの。
通常、絽と言えば、つるっとした織りで、
等間隔に透ける部分ができるそんな素材ですが
さらにシボがある布地です。

残念ながら、私はどちらも持っていませんが、
その時期にしか纏わない(まとわない)、限定のものって
季節を楽しめて楽しいなあって思うので、
ちょっとずつそろえたいです。

長襦袢は、麻素材もあるし、絽のものもあります。
私はだいたい、綿麻の襦袢か、
レースの筒袖の半襦袢に絽の裾よけです。

暖かくなってきて
冬に比べて汗をよくかくようになるので
洗濯できるものばかりです。

そして、着物は、
いきなり夏服じゃなくって、
6月は透けない単衣を着て、
7、8月は薄物という着物になります。具体的には絽や紗です。
小物からジワジワと夏仕様になっていきます。
とすると、夏もそこまで来ているわ〜って気分になります。

麻の着物も盛夏に着る着物ですが、私は暑ければ今から着てしまうかも。
お家でも洗えお手入れが楽だし、肌につかず、清涼感のある生地なので夏に楽しむにはおすすめです。
浴衣からステップアップして夏着物を楽しまれるのならオススメしたい着物です。

単衣の時期は6月と9月にありますが、
季節的な図案によっては
年に1ヶ月しか着るチャンスがない着物もあるでしょう。
その時期限定でしか楽しめないなんて、なんだかとってもおしゃれですよね。
私も、数少ない単衣の着物をどんな組み合わせで着ようか
出かけるチャンスをうかがってはウキウキしています。


着物におけるいろいろなルール。
それを恐れて、着物を始めづらいと思う人もいるかもしれませんが
普段着物ならあまりキチキチ守りすぎなくても大丈夫。
礼装はそれなりに守るのが周りへの思いやりです。

不安があったら、着物コンポーザーのコンサルタントサービスをご利用ください。
相談に乗らせていただきますよ。





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2007年06月23日

三大団扇

夏です!
着物のきっかけとして、
まずは浴衣をと、オススメしていますが、
浴衣には、扇子よりも団扇がよく似合います。


団扇の歴史については
もともと版元で、扇子などで有名な伊場仙のホームページには
扇子と団扇の関係と題して、その歴史について触れていたりしますが、

古くは高松塚古墳の高貴な女性がかざしているのは、
80cmくらいの棒の上に、丸い木に漆で縫った大きな団扇のような物です。
団扇の部分をスライスし、折り畳めるようにしたのが扇子の始まりらしいです。

主に武将が軍を指揮するときに使う物となったらしいです。
相撲の行司さんが持っているあれです。
その後、団扇も紙と竹を使って軽量化が計られます。
紙の上には金箔を張り絵師に豪奢な柄を描かせたものが貴族中心に広まるようになりました。
江戸も中期になると大量生産、大量消費の時代になります。
団扇は手書きでは間に合わなくなり、木版技術を使って庶民が買えるような値段になりました。
当時の伊場仙は浮世絵の版元であることを生かし、当代の浮世絵師--歌川豊国、国芳、広重等に発注し、夏の風物や観光地などを描いた「メディアとしての団扇」を製造・販売していったようです。
今も販促品の一つとしてよく用いられていますよね。プラスチックの団扇。
夏になると町中で広告を印刷された団扇が配られていますよね。

先日、鳩居堂で団扇を買ったという記事を書きましたが、
気になったので、団扇について、ちょっと調べていたら
三大団扇と言って

京都府の「京うちわ」
香川県の「丸亀うちわ」
千葉県南部(館山市・南房総市)の「房州うちわ」

というのがあるのだそうです。
皆さんどれがどれって言えますか?


木の柄を差し込む形で作られているのが「京うちわ」、

平たく削った竹で作られるのが「丸亀うちわ」、
そして細い篠竹(女竹)を柄として作られているのが「房州うちわ」
らしいです。

私が鳩居堂で求めたは、房州団扇です。

丈夫さとスマートさを兼ね揃えているのは
房州団扇じゃないかしらと勝手に思っています。
もちろん好みの問題です。


透かしの京うちわも涼しげでいいいですし、

伝統工芸品で美術品のような、すばらしいのもみつけましたよ。
もったいなくて使えないですよね。これは完全に観賞用。

色々調べていたら
水うちわというのがあることがわかりました。

水につけて使うらしいです。涼しそう。
これもちょっぴり高級。純国産品だからでしょうか。

今年は、浴衣に、お気に入りの素敵な団扇を持ってお出かけください。
プラスチックの団扇も安くて便利だけど、
日本の伝統的なこっちの方がさらに素敵だと思いません?
そして、扇子より粋ですよ。


 
 
 

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2007年08月03日

KIMONO真楽への仲間入り

kimonoshinraku.jpg

「KIMONO真楽」を知っていますか?
『関心空間』の中にある着物好きが集まるコミュニティーサイトで
着物に関する自分と他人の関心事を“つながり”等で共有しながら、
もっと日常で着物を楽しみましょう!ってふれこみなんですが、
このサイトが、メンバーに定員を設けていて、
申し込みから9か月経って、やっと登録の連絡メールが来ました。

トップページには
■ウェイティングの状況 _07年8月1日現在/174名
現在、2006年10月頃に申し込んだ方々に順番が回ってきています。
って表示されていました。

KIMONO真楽


3ヶ月アクセスがないとメンバーから外されてしまうらしいのですが
使いこなせるかしら・・・。

メンバーになっていなくても閲覧はできます。
私もよく、「なんだろう???」って思ったときにこちらで調べたりしています。
それにしても皆さんよく知っていること。いつも感心してしまいます。

閲覧だけでも十分なのかもと思いつつも、
せっかくメンバーになったので
blogの中でも知識系のネタをこちらにもアップしていくようにしたいと思います。
よろしければご覧くださいね。

着物人の名前で登場中。

 
 
 
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2007年08月21日

パーティーの準備その2 - 豆絞り!?

07080601.jpg

これは何でしょう!?
今回のYUKATA PARTYの準備として、
問屋街で豆絞りの反物を買ってきました。
紺を2反、赤を1反。

おなじみ豆絞りの手ぬぐい。
実は長い反物です。
手ぬぐいの反物だと1反は約9m。
それを90cmずつ10枚に切るのが一般的です。
踊りに使う手ぬぐいはもう少し長めで120〜130cmぐらい?
手ぬぐいの染め方にもよりますけど、
手ぬぐい地で、浴衣を誂えるなんて事も実は可能なのです。

豆絞りの浴衣なんて、
実はちょっとかわいいかもしれませんね。
ユザワヤだと1反2100円くらいでしたが、
インターネットを駆使して探したところ、
なんと問屋価格で860円でした。安さにビックリ。


で、この豆絞りの反物、何に使う買って?
それはパーティーに来てからのお楽しみです。

 
 
 
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2007年08月23日

讃岐の織物『保多織』(ぼたおり)

四国の有名な着物と言えば
徳島の阿波しじら、藍染め。そして、香川の保多織。

徳島出身のお友達が身近にいることもあり、
時たま、このブログでも徳島のものやことをご紹介していますが、
今回の旅行でできたら
徳島で藍染めを体験したいなあと思っていたし、
あわよくば、阿波しじらの反物を手に入れようと思っていました。
しかしながら、
祖谷渓、鳴門、眉山など観光、
そして踊る阿呆に見る阿呆、阿波踊りに夢中で
その時間は取れませんでした。笑

で、香川・高松でたまたまガイドブックの地図に載っていた
保多織の専門店に立ち寄る機会がありまして、行ってきました。


というか、
買ってしまいました。爆笑

07082301.jpg
たくさんの色を使っているから光の加減もあるけど、
遠目から見るとずいぶん雰囲気が違いますよね。
黄緑ベースです。

実のところ
保多織にはそういうものがあるのは知っていましたが、
あまり興味がありませんでした。
が、実際に触ってみると驚くほどの肌触りの良さ。
木綿なのになんだかしなやかで量(かさ)のわりにはとても軽い。
それでいてちょっとふわっとしてて
へー保多織ってこういうのなんだ〜と思った次第です。
その肌触りから欲しくなってしまいました。
冬も夏も快適に過ごせるらしいです。
いやー、まだ試していないからわかりませんけどね。
木綿の着物って、浴衣以外持っていないですから。

普段木綿着物一枚も持っていないから、そして旅の思い出に!
なんて理由をつけつつ、1反買いました。一万円也。

旅に出ると、財布のひもが緩みがちです。
過去にも京都の紫織庵で長襦袢を誂えた事があります。


あの時、私にとっては
清水の舞台から飛び降りるくらいの勢いの良い額でしたが、
今回はお財布に優しい木綿の反物です。
柄は相当悩みました。
木綿の織の着物って、結構渋い色味が多い気がします。
とはいえ、すぐに誂えず、
和裁教室で単衣の着物を縫う時までとっておく予定です。
また着物の形になると、ずいぶん雰囲気が変わるんじゃないかなあともいます。


保多織(ぼたおり)
岩部保多織本舗さんのホームページによると、
いつまでも丈夫なことから「多年を保つ」という意味で命名されたそう。
1689(元禄2)年高松藩主・松平頼重公が産業開発と幕府への貢献のため、命を受けた京都出身の織物師・北川伊兵衛常吉によって創られた一種独特の絹織物に始まったとのこと。

最初は絹織物だったのですね。これには驚きました。

高松藩の保護を受け、幕府への献上品として使われたことから、江戸時代は上級武士にしか着用が許されず、また、独特の技法は北川家が六代にわたり、一子相伝の秘法として受け継がれたそうです。
明治維新後、北川家と血縁関係にあった岩部家初代・岩部恒次郎が、絹から綿中心に切り替え、
同時に機械化も進め、その用途を広げてきたそうです。

木綿に変わったのは明治維新後。
絹だとどんな風合いだったのでしょうね。

地場産業としてピークを迎えたのは1960年前後で、保多織を作る織物会社が県内に数社あったそうですが、現在では訪ねた岩部保多織本舗のみだとのことです。


お店では、香川県指定の伝統工芸士でもある岩部家4代目・岩部卓雄さんが対応してくださいました。
最近では布幅も洋生地が多いそうです。
同じ織り機で幅を変えるだけだから、洋生地のほうが効率もいいらしい。
店内には、保多織のブラウス、シャツなどの洋服、小物類、シーツなんて言うのもありました。
風合いのよさがわかり、生かされるシーツやパジャマなんてかなり良さそうでした。
お手入れも、洗いざらしで良いって教えていただきました。

で、私はもちろん反物で買いましたけどね。

07082302.jpg
近くで見るとこんな感じ。織の特長わかるかしら?

毎年、伝統工芸展で全国をまわっているそうです。
遭遇したときには、ぜひ岩部さんと話してみていただきたいです。
色々お話しうかがえ、たのしかったですよ。


岩部保多織本舗
address:香川県高松市磨屋町8-3
tel:087-821-7743
open hour:9:00~18:00
closed : 日・祝日
access:JR高松駅より徒歩10分


 
 
 
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2007年10月01日

撫松庵『ちょい、まじめ展』

9/28(金)伊勢丹・新宿店で行われた、
撫松庵『ちょい、まじめ展』のプレスパーティーに
お友達に連れてっていだだきました。

撫松庵
ご存知の方も多いと思いますが、
着物のアパレルといった存在といってもいいと思います。
洋服感覚で個性的でおしゃれなかんじです。

なかなかお値段が張ったりすることもあり、
金魚の帯留めとちょっとかわった感じの黄色の帯締めくらいしか持ってません。

今回の発表会。
以前は、
よく『ちょい、あそび展』という発表会をしていたと思うのですが、
それに比べると
10〜20代向けから30.40代向けとシフトした落ち着いたイメージ。
全体的に秋から冬へということもあり、
黒や茶色など
今シーズンの洋服の流行も相まって
無彩色系の着物、帯が目立っていました。

少し前のアンティークブームにのった
カラフルで派手な柄というイメージからは一転していました。

喪服じゃない、真っ黒な着物なんていうのも提案され、
コーディネイトされていましたよ。

撫松庵らしいちょっとしたスパイスというか毒?!のある
蛇(へび)や蜥蜴(とかげ)の刺繍の入った名古屋帯は素敵でした。
冬も暖かいビロードの長手袋もありました。
伊勢丹限定で出しているとか?

夏の浴衣や薄物も楽しいですが、
10月からの袷の季節。
それはそれで、
季節の移ろいを感じつつホックリした素材でコーディネイトしてみたり、
また小物使いなど楽しくなってきそうです。

スタッフの方達も
その人それぞれの個性的な着物姿。
さすが、着物屋さん。ばっちり着こなしていましたし、
いらした方も撫松庵テイストのコーディネイトの方をたくさん見かけました。


夏が好きだし、寒いのは苦手なのですが、
着物は、寒くなるとそれはそれで楽しかったりしちゃうんですよね。
なんだかワクワクしてきました。
 
 
 
 
 

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2007年10月03日

石田節子さんのらくやが銀座に移転

ひさしく、ホームページをチェックしていなかったら

石田節子さんのお店らくやが銀座に移転。

西麻布での営業は9月4日をもって終了。
9月15日(日)銀座にオープンしたらしいです。
もうご存知の方も多いでしょうけど一応ご紹介まで。

間違って、西麻布にいかないように気をつけてね。

ビル1棟が全部らくやさん。
スゴいですね。

今度覗いたらレポートしますね。


 
 
 
 

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2007年10月06日

松綱百周年記念個展 『江戸小紋二千柄展』

松綱百周年記念個展 『江戸小紋二千柄展』
伝統工芸士 砂川健一 極型江戸小紋の世界

10月4日(木)〜10月8日(月)銀座フェニックスホール

07100701.jpg

私はまだ、参加したこと無いのですが、
染のまち落合スタンプラリー(今年は10月13,14に実施予定)のメンバーでもある
江戸小紋の工房『松網』さんの創業100年の記念個展。

松網さんの江戸小紋のことは、江戸刺繍の先生のところで、
反物を見せていただいたり、ご本人様からお話を聞いたりして知っていたのですが、
万筋(スゴーく細い縞)の細かさ。
八掛までも江戸小紋。江戸小紋の訪問着。
なんて言うのもあったりして、
自分用に江戸小紋を買うならこちらのをなんて思っていたのですが、
2000柄もあるなんて是非とも見に行きたいものです。

で、見てきました。

もちろん女性にもオススメしたいけど
特に男性にオススメしたいなあと思うのですよね。
遠くから見ると無地の着物に見えるけど
近くに行くと柄がある。
しかもその柄が、たとえばね、
大根とおろし金。→大根をおろす。→大根役者をおろす。→役をおろす→厄をおろす。
ってな具合に、語呂合わせな小洒落たものだったりすると言う訳。
生地も柔らかくて気持ちがいいし。
男性ってそういう遊び心好きなんじゃないですか?
好きな柄を好きなお色で!

江戸小紋の3役といわれる、鮫、角通し、行儀。
単純な文様であればあるほど
1点が乱れているとわかってしまいます。
難しい訳です。
人間がやっているなんてスゴいですよね。

型紙を作る職人さんのお話を聞いていたんですが、
人間はいい加減。
機械は正確だけど、人間のように微調整ができないと。
ああ、なるほどって思いました。
職人さんてすばらしいです。

一枚の型紙を彫るのに2週間くらいかかるとか・・・
細かい型紙を彫ると反物の幅 ×1尺くらいなのかなあ。
その中に10万粒の孔があるってさあ・・・。
スゴいわよね。
その型紙を一反の反物に当てて染めてまた、型紙をずらして染めてって繰り返す訳です。
型紙に狂いが多いとムラができたり、継ぎ目がわかってしまったり。

なんだかねえ、もうその細かさと言ったら、
神懸かり的な領域な気がしてきましたよ。

いつか欲しい。
お誕生日に誰か買ってくれないかしら・・・。


江戸小紋の歴史については、『松網』さんのホームページに書いてあります。
以下はその引用です。

ルーツは、武士の裃(かみしも)です。
江戸時代、将軍家を筆頭に各藩は競って特定柄を定めシンボルとしました。
ひと目でどこの藩の武士か分かるユニホーム柄というわけです。
江戸中期になると庶民の間でも着物や羽織に小紋を染めるのが流行り、
動植物を抽象化した柄や縁起をかついだり、語呂合わせの遊び心のある柄が数多く生まれました。
今日、こういった柄は江戸小紋のバリエ−ションとして選ぶ際の楽しみとなっています。
遠目には無地に見える江戸小紋ですが、間近に見るとしなやかで美しい独特の紋様に圧倒されます。
 
 
 
 

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2007年10月29日

丸帯買っちゃった。

丸帯買いました。
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丸帯。ご存知の方!?
お持ちの方。

丸帯のイメージ。
花嫁が結ぶ帯。ってイメージされる方もいらっしゃるかも。
最も格式の高い帯とされています。
まあ、あまり一般的ではないかもしれません。

同じようなので、『袋帯』がありますよね。
こちらの方がずいぶん一般的。
昔、袋状に織り上げていたから袋帯って言うらしいです。
(だから、昔は縫い代なんてなかったらしい。)
今は裏の布地と表の布地を縫い合わせて袋状にしているものがほとんどのようです。

表に柄があり、裏は無地。
表全体に柄があるものを全通、六割程度柄があるものを六通といいます。
長さは4.2mくらい。


さて、『丸帯』。
丸帯は広幅(約68cm)の帯地を二つ折りにして仕立てたもの。
裏にも表にも柄があります。
長さは、袋帯と同じくらいということなんですが、
手に入れたこちらのは、約4m。
古いもののためか、ちょっと短めですね。

帯の格の問題があり、合わ